2004年2月12日
USA 1942-8-1 〜 1995-8-9 ジャズ/フュージョン ブルーグラス ロック スティール弦ギター フラットピッキング
'60年代ヒッピーカルチャーの旗手だった Grateful Dead のギタリスト。近年では Dawg 一派のミュージシャンとの共演などが目だっていた。はやり Garcia のギターは、Dead での演奏に代表されるフワフワした何時果てるともないインプロビゼイションだと思うが、それだけに近年のアコースティック作を聴いて予想外に確かなテクニックに裏付けされていたことを知り、驚いた記憶がある。
'98年、HDCDから。マンドリンの David Grisman との共演盤。Miles Davis のナンバーを中心にしたアコースティック・ジャズ集。おそらくは録音途中にGarciaは逝ってしまったのだろう、タイトル曲の「So What」は3テイクも入っている。気負いもハッタリもない和みのナイスチューンでいっぱいである。「チッ」という舌打ちのような音がパーカッシヴに入っているが、やはりサンプラーなのかな。
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