2003年12月1日
ブラジル 1931-6-10 〜 ボサノバ ガットギター フィンガーピッキング
もったりとしたギター、眠気を誘う超甘口のボイス。Joao Gilberto こそボサノバの体現者である。弾き語りが一番似合うプレイヤーであり、ギターに関しても派手なギミックは一切ない。リゾートを連想させがちなボサノバだが、基本的には都市生活に密着した音楽だと思う。現実逃避にうってつけのナンバーがてんこ盛り(^_^)。
'58〜'61年のナンバーを集めたベスト盤。Antnio Calros Jobim のような牧歌的なのどかさではなく、全体的にひんやりとした孤独感を感じ取ることができる。インストは「Um Abraço No Bonfá」という1曲だけ。音符だけを追うと簡単に弾けそうだが、このリズムを再現するのは不可能かも。