2004年2月12日
日本 ニューエイジ ロック ガットギター スティール弦ギター ユニット
ガットギターのゴンザレス三上と、スティール弦ギターのチチ松村からなるアコギインストユニット。結成は1978年と古いが、思えば無国籍かつパラダイス志向な音楽、アコースティックを軸にして時代の空気を散りばめるサウンド感性、ついでにユニット名の命名センスまでもが今の音楽シーンを見事に先取りしているなぁと思う。そう、彼等をアコギ界随一の長寿ユニットならしめているのは、代替のきかない柔らかくて鋭い音楽センスじゃないだろうか。世界中の音楽に精通し、優れたレコメンダーでもあるゴンチチについていけば、もう気持ち良い音楽に不自由することはありません(キリッ
その昔、深夜番組「さんまのまんま」をみていたら、ステキなギター音楽がオープニングでかかっていた。それが GONTITI の「Coconut Basket」だと知ったのはそれから暫くしてだった。この頃の GONTITI はテクノポップに急接近しており、進化曲線のピークに登り詰める寸前の電子楽器たちと不思議な融和感を醸し出していた。まさに彼等が上り調子だったこの4枚目のアルバムでは、アレンジ・プログラミングを Psy's の松浦雅也が担当しており、エレクトリックスネアを遠慮なしにビシバシいわせている(今聴くとちょっと痛いが^^;)。Mic 板谷さんのアートワークも見事。
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