2004年2月12日
日本 ジャズ/フュージョン ニューエイジ スティール弦ギター ユニット
吉岡靖高と小山睦広からなるギターデュオ。両者ともミュージックスクールで教鞭をとるかたわら地道なライブ活動を続けているジャズギタリストである。
'98年、Celeste Music から。ヒーリングミュージックの雰囲気を強く押し出しているが、聴いてみると本質は結構アグレッシブなジャズ/フュージョンアルバムである。Return to Forever(Chic Corea や Al Dimeola が在籍していた) のようなプログレ寄りのフュージョングループを連想させるものがある。アコギを交えながらのエレクトリックギター、ギターシンセが達者なフレーズを連発する。音楽的にはそうでなくても、音処理があまりにもお粗末(特に20年前のようなギターシンセはあまりにも...)で、損をしていると思う。アコギ的には特筆することが見当たらず、最後の方でゲストボーカル柴田由美子を迎えての「Gili Air」が、皮肉にも個人的にはベスト(^_^;)。
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