Andreas Heuser (アンドレアス ハウザー)

2006年1月22日

ドイツ 1959 〜 ジャズ/フュージョン ニューエイジ ガットギター 多弦ギター フィンガーピッキング

プロフィール

ジャズ、クラシック、そして汎ヨーロッパ的なエスニックミュージックを融合させた音楽世界をギターで構築する作曲家・ギタリスト。各種の多弦ギターやバイオリンを弾きこなす才人で、ソロ活動と平行するかたちで World Music Meeting、Nefes in Motion、Violet Quartet 等、五指で数える以上のユニットに参加。実験的かつアカデミックな音楽活動に邁進している。こういったタイプのギタリストは一般の音楽ファンからはどうもクローズドな印象を持たれてしまうのだけど、色々なユニットを同時進行させながら様々なジャンル・レイヤーで多面性を見せるというのは良いことだと思う。

アルバムレビュー

Continuum

'96年、Acoustic Music レーベルからの、ソロ第一作。時にはソロで、時にはオーバーダブによるギター多重奏での重厚なアコギアルバムになっている。特定の音楽ジャンルに従属することは無く自由にギターを羽ばたかせているが、軸となる音楽性は意外にコンサバティブなのがよく判る。良くも悪くゲルマン的というか、「良質だけどやや気疲れする」だと思ってしまったのは正直に告白してしまおう(^^)。個人的には、印象的なリフをベースにした変奏曲という趣の「Perpetuum Mobile」がポップで好き。

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