2003年12月1日
フィンランド 1964 〜 クラシック ガットギター フィンガーピッキング
フィンランドの若手クラシックギタリストで、17歳でドイツ放送協会のコンクールで最年少優勝を果たしプロキャリアをスタートさせたとある。派手目の所はなく、上品でロマン派風な演奏だと思う。
'97年、Ondine から。レコード屋でタイトルをみて、ショパンのオリジナルアレンジ演奏集かぁ、野心的だな、と思ったら実は全てタレガ編曲のもので、後半はリョベートのスペイントラッド集だった(がくっ)。両方とも小品集などでよく聴かれる楽曲だが、まとめてレコーディングされることは滅多にないので、これはこれで貴重な盤かも知れない。かたやポーランドのピアノ弾き、こなたスペインのギター弾きの楽曲だが、並べて聴いてみるとスンナリ違和感なく融合している様に聞こえて、案外と新鮮な感動を覚えた。