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    アコギスト宣言!!

    Eddie Lang (エディ ラング)

    2004年2月14日

    USA 1902-10-25 〜 1933-3-26 ジャズ/フュージョン スティール弦ギター フラットピッキング

    プロフィール

    一般にジャズギターの開祖としては、Charlie Christian が有名だが、まだジャズとブルースが未分化だった時代まで遡れば、この Eddie Lang こそ忘れてはならない重要な存在である。そのサウンドは、同時代にヨーロッパで活躍していた Django Reinhardt を連想させるような華麗で香り高い、白人らしいエレガントなものだ。ブルースギターの名手、Lonnie Johnson とよく共演したことは有名だが、その Lonnie をして『彼は他の誰よりもうまく弾くことができた。僕はついていくのが精一杯だった』と言わしめた。アーチドトップのアコギから繰り出される力強いピッキング、そして何とも小気味よいスウィング感。現代においても十分一聴に値するものである。

    アルバムレビュー

    Jazz Guitar Virtuoso

    Yazooからのコンピレーション。殆どがピアノやセカンドギター(Lonnie Johnson を含む)とのアンサンブルだが、1曲目の「Prelude」は無伴奏ギターソロ。まるでクラシックと見間違えんばかりの完成度の高さだ。そして「April Kisses」に見られる華麗な指さばきといったら... どの曲も1920年代に録音されたらしいが、これだけの力量のあるギタリストが30歳の若さで伝説の彼方に埋没してしまったのは残念でしょうがない。

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