2003年12月1日
USA 1953-9-13 〜 フォーク ガットギター フィンガーピッキング
情感豊かなオールドソングを好んで演奏するガットギタリスト。ジャズのフレイバーもふんだんに持つが、テクニックをひけらかすような所は微塵もない。ひたすら楽曲のエッセンスを抽出しようとするかの様な演奏が胸を打つ。
'96年、Fossil Record から。全編ガットギターの無伴奏ソロ。1曲目を聴いて「あ、またニューエイジか」と思ったが、聴き進むにつれてこのプレイヤーが太いルーツを持っているのが分かった。スピリチュアルな楽曲の数々は、ピューリタン時代への憧憬を覗かせる。「Come Tly Fount of Every Blessing」は泣ける!!