2004年2月16日
USA ブルーズ スティール弦ギター フィンガーピッキング
凄いアコギストだ。逸材は全て出尽くした様に思える今でもこんなプレイヤーに出会えたりするから、マニアは止められない(^o^)。若干14歳の時に、かの Rev. Gary Davis に師事したという。教則本を多く手がける等、Stefan Grossman にも通じるブルース研究者的存在でもある(事実、Stefan 一派のと親交も深い)。スティール弦からバキバキ繰り出される、力強くしなやかなフレーズの数々、ジャズやクラシックに裏打ちされた確かなテクニック、細かいスラーを多用した感情豊かな表現力と、どれをとっても一級品。
'94年、FlyingFish レコードから。インナーで John Fahey が推薦文を書いている。唄とインストが半々の構成で、渋い歌声も好い味わいなのだがまずは「Heading East」なるインストを聴いて驚愕してもらいたい。そして、ロマンティックかつノスタルジックな「A Little Love, A Little Kiss」「Slow Motion」もお薦め。
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