2004年2月16日
日本 1961-5-5 〜 ニューエイジ スティール弦ギター フィンガーピッキング
美しいアルペジオに彩られた叙情感を身上とするスティール弦ギタリスト。行きすぎとも思えるロマンティシズムに埋没しきっている様な音楽は、聴き手によって大きく賛否の分かれるところかも知れない。それでもマーケティング最優先な資本が乱造した即席ニューエイジギタリストよりは、よほど信頼できるが。
'96年発表のセカンドアルバム。「光と風の道」から始まって、「ゆりかご」「母のつくろい」...と全13曲のギターインスト集(それにしても凄いタイトル群だ^^;)。曲によってはシンセストリングや二胡が重なり、東洋風味を盛り上げている。これでもか、と繰り返されるルバートテンポの応酬には正直いって食傷気味。個人的には、低音弦がキッチリと要所々々のリズムを引き締めるトップナンバーが好き。
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