2005年1月24日
フィリピン ラウンジ ガットギター フィンガーピッキング
フィリピンのギタリストということ以外、全く詳細不明。演奏を聴く限りフィンガーピッカーだろう。演奏力は確かで、クラシックギターの訓練を受けたようにも聴こえる。
タイトルどおり、ピアノやオーケストラをバックにした「ロマンティック」なギターソロアルバム。ジャケットはドレッドノートタイプのフォークギターだけど(ヤマハ?)、中で弾かれているのは全てガットギター。曲を提供しているのは国内の作曲家さんみたいで、一昔前の軽音楽オーケストラ風なテイストで統一されている。何となくゴージャスな感じで、どの曲も「新郎新婦の登場です!! 皆さん拍手で...」みたいなシチュエーションのBGMって感じである。これでもかというくらいポルタメントで味付けされた甘口ではあるけれど、とても指がよく動くこなれた感情表現の演奏は特筆すべきかと思う。