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    アコギスト宣言!!

    Neco

    2005年7月17日

    ブラジル ボサノバ ガットギター フィンガーピッキング

    プロフィール

    '60年代に活躍したらしい、ブラジリアンギタリスト。ネットで調べるも全く正体不明・消息不明。'50〜'60年代は世界的にボサノバブームだったので、ボッサ・バブルに踊って消えたギタリストは多かったんだろうな。

    アルバムレビュー

    Velvet Bossa Nova

    '66年、Odeon からのストリングス+ギターというイージーリスニング路線のボッサアルバム。選曲も Jobim や Vinicius を中心にした衒いのないポピュラー指向。ジャケットではロングヘアーの美人モデルさんがギターを抱え、サイケな手書きのロゴに「STEREOPHONIC」と大きくクレジット。'60年代の濃密な空気が良く伝わる、格好の素材である。昨今のラウンジブームを当て込んでのリイシューだと思われるが、どうであれ名盤の陰に隠れた佳作がこうして日の目を見られるのは嬉しい。ギターはというと特筆すべき処は特にないのだが、ストリングスとギターの掛け合いがくっきりしたアレンジで、ソロの合間でのリズムの刻み等、コンボ演奏での参考になる部分はあるかもしれない。比較的ギターが前面に出た11曲目の「Reza」が、個人的にはベスト。

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