2003年12月1日
USA 1937-3-20 〜 カントリー ガットギター スティール弦ギター フィンガーピッキング
フィンガーピッキングを使ってホットリックをはじき出す、カントリーギタリスト。...ってのは正確でないか。なにせ彼は、何より優れた歌手であり、曲も自分で書き、さらには俳優までやっちゃうのだから。その方面ではカリスマ的存在であり、彼のナンバーをカバーするギタリストは枚挙に暇がない。アコギはガットギターを多く使用している。カントリーでガットというのは「?」という気もするが、Willie Nelson の有名な穴の空いたガットギター等を思い出すと、結構普通なのかもしれない。
'92年に RCA からのベスト盤。Jerry の長い歴史の美味しい部分がたっぷり詰まっている。長いキャリアを持つ Reed なのでインストナンバーもそれなりにあるのだが、このアルバムで聴けるのは「The Claw」だけなのはちょっと残念。本分である歌手のしての魅力は、それこそ十二分に堪能できる。