外部リンク
    アコギスト宣言!!

    Faifie Reinhardt

    2005年9月11日

    オランダ 1985 〜 ジプシースウィング スティール弦ギター フラットピッキング

    プロフィール

    ジプシースウィングのミュージシャンが早熟で、あどけない顔をした凄腕のプレイヤーがゴロゴロしているのは知っている。また、彼らが血筋を重んじ職業の世襲が当たり前なのも聞き及んではいた。それにしたって、Sonnekai というジプシースウィング・トリオの構成メンバーを知ったときは一寸驚いた。ヴァイオリンの Watti Rosenberg、リードギターの Faifie Reinhardt、サイドギターの Sammy Weiss。ファミリーネームに後光が射している面々だが、勿論実力も掛け値なしの一級品ぞろいである。リードギタリスト Faifie Reinhardt は Falco Reinhardt (The Gipsy Kids で Jimmy Rosenberg の横でリズムギタリストを務めていた)の実弟。Stochelo Rosenberg や叔父の Lulu Rosenberg から影響を受け、スマートであまり泥臭さの無いモダンなタイプのギタリストに成長しつつある。少し線が細い印象はあるが、いかんせんこの原稿を書いている時点で若干二十歳。これからどんな風に成長し、個性を打ち出していくのか楽しみに見守ることにしよう。

    アルバムレビュー

    Sonnekai

    '99年、ジプシースウィングの名門レーベル Hot Club Records からの Sonnekai のデビューアルバム。この時、三人ともが10〜15歳だったということは憶えておきたい。尚、制作にはやはり若手のギタリスト Jon Larsen が協力したとのこと。曲目は、DjangoBaro Ferret、Dorado Schmitt らのナンバー、およびジャズスタンダードから構成され、一聴するとシンプルで気負いも衒いも無い素直な演奏に思える。けれど従来のジプシースウィングには無いリズムを取り入れてみたり、実験的な試みがさり気なく行われているを発見することもある。特にそれは、オリジナル作品「Fantasy」等で顕著。そういえば Jimmy Rosenberg が子供の時出したアルバムは、オトナがいろいろといじくった挙げ句のわざとらしい子供らしさに辟易したことを憶えているが、過剰な演出が苦手な筆者としては脂っ気が適度に抜けた本作は好みだなぁ。

    下にあるアマゾンのアイコンをクリックすると、この CD を購入できます。

    Copyright © Mariyudu.net 2021