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    アコギスト宣言!!

    サキタ ハヂメ

    2004年9月5日

    日本 ニューエイジ ロック ガットギター スティール弦ギター フィンガーピッキング フラットピッキング

    プロフィール

    自称「お気楽鼻唄風景ミュージック」のアコースティックデュオ、「はじめにきよし」でギター、ウクレレ、のこぎりその他弦楽器系を担当する大阪出身のアコギスト。'90年代以降、ボーダレスが当たり前になった音楽風潮に迎合してウクレレなんかを手にするミュージシャンは多くなったが、彼の場合はウクレレ好きの父の影響でギターを始めたとか。つまり「お気楽」は彼の体臭でありDNAなのだ。こういうミュージシャンを、私は信用する(^^)。さて、彼はその後バンク系ロックバンド等を経て、大阪のちんどん屋集団「ちんどん通信社」に入社する。19歳の芸人人生スタートである。ギタリストにとっての生命線はリズム感覚であると信じているが、彼はロックでスクエアなタテノリビートを磨き、日本のクレズマー(?)、ちんどんでスウィングビートを培った訳である。こういうミュージシャンを、私は信用する(^^)。
    現在はソロ活動等を交え、TVメディアへの露出も積極的に展開中。

    アルバムレビュー

    '03年発表の、はじめにきよし4作目。ボヨヨンとしたジャケットから、スカスカのヘタウマ音楽を想像していたが、愚かな誤解だった。リズムもメロディもアレンジも、全てが「ちゃんとして」いる。実はTV番組やCMへの採用をミッションとして、考え抜かれた戦略のもとに作ったんじゃないか、などど勘ぐってみたりする。相棒の楽器がピアニカだけに、ギターはリズムを支える必要に迫られる訳だが、このギターはもう安心して聴いていられる安定感である。力強いブンチャに絶妙のコードグリッサンドを交えるあたり、相当 Django を研究したなと見てとれる。そして6曲目の、ロマ風ガットギターが泣き笑いで暴れ回る「爪と太陽」を聴けば、彼の堂々たる力量は明らか。なのに、陰に回ってリズムで魅せるあたりがニクい。
    この手のグループにはつい、Penguin Cafe Orchestra のような世界各地の音楽をひねくれた解釈で聴かせるスノビズムを期待してしまうんだけど、こんな素直な正攻法も悪くないと、音楽通ぶりっこの自分を反省。

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