2004年2月22日
日本 1998 〜 ジャズ/フュージョン ユニット
共にセッションギタリストである、小倉博和と佐橋佳幸から成るアコギデュオ。「やまげん」と読む。ライナー等によると彼等の音楽的ルーツは、AOR系シンガーソングライターなのだそう。どうりで、そのメロディアスな楽曲は Carol King や Lola Niro 達(そして何故か Elton John も^^)を思い起こさせる。キーワードでフュージョンとしたが、実はかなりの雑食性であり、ブルースやジャズ等のアメリカ音楽がベースなのは間違いない。
'98年、満を持してといった感じで発表された1stアルバム。全曲インスト。クリーンなイメージの「Song for James」から始まって、Acoustic Alchemy の様だなぁ、と思っていたら、オールドジャズフォーマットの無伴奏アコギの「Monday's Candy」や、ご機嫌スライドのトレインブルース「El Loco」でグイグイ聴き手を引き込んでくる。異能さ溢れるジャケットも含めて、サービス精神満点のプロフェッショナルな仕事にハナマル!!
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