2004年2月8日
USA 1952-10-28 〜 ジャズ/フュージョン ニューエイジ スティール弦ギター フィンガーピッキング
自らを「リズムギタリスト」だと言い切り、相棒 Patti Cathcart の陰にまわって Gibson L5 で骨太な伴奏を聴かせる Tuck Andres は、Ella & Pass の Joe Pass がそうであったように、当代随一の優れたジャズギタリストである。それにしても、同レーベルの Michael Hedges を思い出すまでもなく、コンテンポラリーで優れたギタリスト程リズムをきっちり聴かせてくれるように思える。CDを聴くにつれ気分が高揚し、Liveが観たい!! と思わせる数少ないアコギスト。
'90年、Windham Hill からのソロアルバム。どちらかというと、Tuck & Patti での認知度が高い彼にとって、ギタリストとしての並外れた力量を示すことになった1枚。トップナンバーの「Man in the Mirror」は、彼のリズム感を十二分に味わえる、アグレッシブな曲。オリジナル曲では「Sweet P」「Manonash」そして「Grooves of Joy」が収められている。いずれも圧倒されるしかない怒涛のギターで溢れている。
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