2004年2月21日
ドイツ 1951 〜 ニューエイジ スティール弦ギター
フルネームは Friedemann Wuttke、ドイツのスタジオ・ミュージシャンとのこと。独学でギターを始め、15歳の時にはもう地元では有名なミュージシャンとして頭角を現していたらしい。'70年代にロンドンでアートと写真を学び、帰国後の'80年代半ばには一連の音楽活動が認められてアレンジャー・プロデューサーとしての地位を確立。Narada から数枚のアルバムを発表している。
'86年、ニューエイジレーベルの Narada からのデビューアルバム。打ち込みシンセサイザーをバックにしたスティール弦ギターのインストゥルメンタル集。この時代のシンセサイザーの音色やリズムパターンは、流石に現在の耳で聞くと痛いものがある。もうちょっと時代が進めばまた新鮮になるのかも知れないけど... 最近はCATV「ディスカバリーTV」をよく見るのだけど、そのBGMにはこんな音楽がよく使われている気がする。ギターもシーケンスパターンの一部としか思えない、極めて情感を排した、ある意味高機能な商業用音源。