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    アコギスト宣言!!

    Jayme Marques (ハイミ マルケス)

    2004年6月26日

    ブラジル 1936-6-12 〜 ジャズ/フュージョン ボサノバ ガットギター フィンガーピッキング

    プロフィール

    '60年代初めにヨーロッパに渡ってスペインで活躍した、ブラジルは Mato Grosso 州出身のギタリスト。...くらいしか判らん、困った(^^;)。そのサウンドはサンバにジャズのグルーヴを持ち込んだもので、当時は日本でもラテンブームというか、ジャズとボッサを足してフォルクローレで割ったようなものが溢れていた時代だったけど、世界的にそんな感じだったのだろう。そんなサウンドが昨今、クラブシーンでもてはやされているのはご存知のとおり。そんな市場では、必ずしも音楽的に秀逸なものが評価される訳でもないみたいだけど、どの辺が良し悪しのポイントになるのかね?

    アルバムレビュー

    Brasil Pop

    '75年、スペインで発表されたジャズ・ボッサアルバム。楽曲は Baden Powell や、Marcos Valle、Antonio Carlos Jobim 等、それなりに良質なものをチョイスしている。ガットギターをベースにしたリズムトラックに、曲によってはファンキーなエレクトリックギター、ベース、キーボードが絡むといった感じの、割と軽めのフュージョン風のサウンド。時代もそれ程古くないせいか、懐古感も無くさらっと聞き流せる感じ。9曲中、2曲のアコギインストが含まれている。2曲目はお馴染み「Manha de Carnaval」(黒いオルフェ/Luiz Bonfa)で、冒頭部は無伴奏ギターソロでなかなか力の入った演奏。ラストナンバー「Preciso Aprendern A Ser So」は Marcos Valle のナンバー。涼しげなエレピやフルートがフィーチャーされたコンボで、ミディアムスローなギターがお洒落(当時^^)に弾かれている。なんだか久しぶりに Azymuth が聴きたくなってきた。

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