2004年2月18日
ブラジル 1928-5-19 〜 サンバ/ショーロ ガットギター フィンガーピッキング
ブラジルの東北部、パライーバ出身のショーロギタリスト・作曲家。ショーロのギターというと、低音弦を加えた7弦ギターが有名だが、Paraiba は普通の6弦を弾いているようだ。ショーロという哀愁てんこ盛りの音楽ジャンルにあって、Paraiba の演奏はベトつきがなくハギレのよい、ライトな感触のもの。もっと楽曲に感情移入したい向きには、食い足りないと思うかも。
'93年、CAJU から。バスギターや7弦ギターなど、回りを全てギター属の楽器で固めたアンサンブル集。ちなみにバンドリンは参加していない。数曲、Raphael Rabello が参加している。アンサンブルに彼が加わるとタダですむはずもなく(^_^;)、1曲目の「Pisando em Brasa」など、まさにやりたい放題といった感じだ。飾り気こそないが、淡々としたギターを十分堪能できる枯淡の一枚。
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