2004年2月20日
キューバ エスニック ガットギター フィンガーピッキング
キューバは芳醇な音楽シーンを抱える国でありながら、アコギファンには比較的縁の薄い国であった。ギター自体はふんだんに色々な音楽で使われているのだが伴奏が主な役割で、いかんせんギターインストというものがとても少ない訳だ。Juan Jose Suarez は数少ないキューバの、インストも奏でるギター奏者。ダンソーン(19世紀末に発生したと言われる、ヨーロッパ音楽と黒人音楽が融合したダンス音楽)の古式豊かな調べを、ギターの弦に乗せて今に伝えてくれる。
'93年、Egrem というレーベルから。ピアニストの Frank Emilio Flynn と共同名義のアルバムになっているが、合奏はない。曲目を分け合って半分コしている。コンピ盤なのだろうか。ギロのようなパーカッション達をバックに、なにやら懐かしい「ラテン音楽」ギターが聴ける。
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