2004年2月9日
プロフィール 詳細は不明だが、Django を敬愛しそのスタイルを継承しつづけるアコギスト。 ディスクレビュー Suite Django '96年、Fret レーベルから。「ジャンゴ組曲」と銘打ってあるだけに、そのスタイルはホットクラブそのまま。リズムギターとドラムを従えただけのシンプルな編成もグッド。Django の生い立ちから死までをなぞるような曲(全て Chester 自身の作曲)構成になっ…
2004年2月9日
プロフィール ウェストコースト・ロックの雄として一時代を築いた Jefferson Starship に在籍していたギタリスト。Starship 脱退後にソロ・アコースティック・ギタリストに転身して大成功を納めている。ロック的アコギサウンドがニューエイジ的イディオムで鳴っているという感じで、個人的には全く刺激的に感じないが、神秘主義的な怪しさがカケラも無いのは潔くてキモチ良いかも。 ディスクレビュ…
2004年2月9日
プロフィール 最近クローズアップされてきた、ブラジルスタイルのギタリスト。コンポーザー・アレンジャーでもあり、柔らかなストリングスに包まれた作品を提供してくれる。Jobim の「Wave」のようなサウンドをもっと追い続けたいなら、このプレイヤーは最適かもしれない。 ディスクレビュー If Ever... '94年の、とってもゴージャズな作品。アンビエントな空気感につつまれて穏やかなスキャットが絡ん…
2004年2月9日
プロフィール Django を源流とする流れを継承するジャズギタリスト。流れるようになめらかなパッセージを繰り出す様はさすが。反面、リズムから観た場合、それほどスリリングなタイプではないかもしれない。 ディスクレビュー Spanish Night '92年、Enja レーベルから。ベースを従え、時折ストリングスも入るスペイン曲集。そのペースが凄く頑張っている。ギターが霞んでしまうほどだ。ギターの殆…
2004年2月9日
プロフィール 60年代から英国のフォークシーンで活躍しているギタリスト/シンガー。日本での知名度は高くないが、Bert Jansch らと並んでカリスマ的存在である。音楽はよりトラッド色が強く、ロックやポップスの視点から観るときに、学究肌的に見える。 ディスクレビュー The Collection 実は若い頃のこの人を私はよく知らない。この'93年発表のコンピレーションでは'80年代以降の作品しか…
2004年2月9日
プロフィール ガットギターを駆り、ビ・バップスタイルのジャズをボッサやブラジル東北部音楽と融合させたような音楽を奏でる、ジャズギタリスト。ニューヨーク大で、Sal Salvador や John Scofield に師事。音色からするとフラットピックで弾いているようだ。 ディスクレビュー Um Abraco No Rio '96年、Empathy から。Mauricio Einhorn (ハーモニ…
2004年2月9日
プロフィール 御存じ、'80年前後には「ミスター335」として一世を風靡したフュージョンギタリスト。Gibson の ES-335を示すニックネームのとおり、本領はナチュラルオーバードライブな音色のエレクトリックであり、かつてはアコースティックはほんの余興程度に短いチューンを披露してくれるだけだったが、それがかえって独特の存在感があって私は好きだった。 ディスクレビュー Discovery '87…
2004年2月9日
プロフィール Bert Lams、Paul Richards、森谷英世から成るギタートリオ。おそらく全員オベイションのスティール弦を使用。かの Robert Fripp Guitar Crafts の卒業生(?)たちである。ギター同士のアンサンブルは、通常は互いのフレーズの隙間を埋め合うようなインタープレイになるが、彼等の演奏スタイルは学生のギターサークルのそれに近い。とはいえ、あの Fripp …
2004年2月8日
プロフィール Laurindo Almeida と共に、ガットギターによるラテン・ジャズという分野での第一人者。クラシックのレッスンを積んだ経験もあるせいか、彼、Byrd の方が正確というか、スクエアな感じの演奏を行う。80年代に入ってからは、タンゴやショーロナンバー等を題材にして、Almeida とのコラボレーションを相次いで発表している。 ディスクレビュー Blue Byrd '79年のギター…
2004年2月8日
プロフィール ニューヨーク出身のジャズ・ギタリスト。父母ともに音楽家だったせいか、8歳からジャズとクラシックの音楽教育を受ける。また、Gene Bertoncini や Sal Salvador といった大物ジャズギタリストから個人レッスンも受けていたとのこと。Wynton Marsalis や Max Roach らとの共演でキャリアをスタートさせ、そのギタープレイは Kenny Burrell…