2003年12月1日
USA カントリー ブルーグラス リゾネイトギター スライド
スライドはデルタブルースにおいて「ハーモニカのように良く唄う」ギターを実現させようと発達してきた。そして現在それはブルースに止まらず、あらゆるジャンルで独自の発展を迎えている。Doug Cox はスライドに魅せられたギタリストの一人だ。主にドブロを弾くが、ラップスティール等をおり混ぜながら、アメリカントラッドを中心に非常にまとまった感じのスライドを聴かせてくれる。
'96年にMalahat Mountain から。タイトルから分かるように、各種スライドのオンパレード。Robert Johnson のように「魂の叫び」といったタイプではないし、Ry Cooder よりはもっとギターそのものを重視した演奏だ。ゲストを迎えての唄ものも数曲あり。かの「While My Guitar Gently Weeps」のカバーインストが面白い。
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