2006年3月11日
プロフィール Eddie Lang、Lonnie Johnson らが戦前のジャズシーンで切り開いたジャズギターのビジョン。それを受け継ぐかのように登場・活躍したのがニューヨーク生まれの黒人ギタリスト Teddy Bunn だ。ピアニストの両親、バイオリニストの兄という音楽一家に生まれた彼は、早くからギターを手にしてほとんど独学でそれをマスター。カリプソバンドへの参加をきっかけにプロミュージシャン…
2006年1月29日
プロフィール '76年にカーネギーホールでデビューコンサートを飾った Giovanni De Chiaro は、ちょっと毛色の変わったクラシックギタリストだ。20世紀初頭のラグタイム作曲家・ピアニスト Scott Joplin の作品を、数多くギター編曲して発表していること。他には結婚式音楽のギター編曲集なんてものも手がけていること。故ヨハネ・パウロ二世(そういえば彼の名前もイタリア系っぽい)やク…
2006年1月29日
プロフィール 福岡出身の新進アコギスト。'01年から開催されている、モリダイラ楽器主催のフィンガーピッキングコンテストの第一回で最優秀賞に輝いた経歴の持ち主。7歳のころから兄の影響でアコースティックギターを始め、その頃から既にフィンガーピッキングスタイルのソロギタリストを意識していたという。私は彼よりやや年長くらいだが、その頃の日本の音楽シーンではインスト主体のアコギストなどほぼ皆無だったことを思…
2006年1月22日
プロフィール 長年 Caetano Veloso の片腕として、そして最近では坂本龍一のサポートメンバーとして堅実な実りを結んできたブラジリアン・ギタリスト。ギターが国民的な楽器なブラジルにあって、偉大なギタリストを挙げていくとキリが無い。Baden Powell、Egberto Gismonti、Raphael Rabello、そして最近では Yamandu Costa 等々。この Luiz B…
2006年1月22日
プロフィール ジャズ、クラシック、そして汎ヨーロッパ的なエスニックミュージックを融合させた音楽世界をギターで構築する作曲家・ギタリスト。各種の多弦ギターやバイオリンを弾きこなす才人で、ソロ活動と平行するかたちで World Music Meeting、Nefes in Motion、Violet Quartet 等、五指で数える以上のユニットに参加。実験的かつアカデミックな音楽活動に邁進している。…
2006年1月15日
プロフィール テキサスはオースティン出身のジャズギタリスト。ZZ Top の Billy Gibbons と見間違えそうなサンタクロース髭(なんていうんだろ、あのヒゲ)が、スウィング・ジャズというニッチなフィールドを活躍の場としながら彼を「伝説のギタリスト」たらしめている事を、象徴的に印象づけている。経歴も霧の彼方でハッキリしないもの彼らしいが、どうやらハイスクール時代にジャズバンドでギターを弾い…
2006年1月15日
プロフィール 九州出身のロックギタリスト。郷ひろみや華原朋美等、数多くの著名アーティストのサポートギタリストやインディーズ系アーティストのプロデュースを務める傍ら、'04年からアコースティック・ソロギタリストとして活動を開始。 私見だが、バンドを経てきたギタリストはアコギソロを弾かせても例外なく好ましい。リズムにおける筋力と瞬発力という基礎体力が確かな上に、グルーヴのツボを押さえる技に長けている…
2006年1月9日
プロフィール 伝説として今なお語り継がれる、夭逝の天才ジャズギタリスト。にもかかわらず、メインストリームのヒーロー・ジャズ・ギタリスト達(たとえば Jim Hall や John Scofield 等々)と彼を同列に語ろうとする時に感じる、若干の居心地の悪さは何だろう? 1941年にメーン州 Auburn で生まれ、7歳でギターを手に取り、12歳の時には Lone Pine and Betty'…
2005年12月28日
プロフィール ストーンズに憧れて音楽を始め、音楽巡礼の地ニューオーリンズでブルースに開眼。エモーショナルなスライドギターをメインにしたアコースティックギター奏者として活動中の野生児系アコギスト!! プロフィールは本人のHPに詳しいので割愛するが、ニューエイジミュージックの要素も程よく取り込み、懐古主義に陥らないアコースティック・ブルースはモロ私の好み。思えば20年程前、映画「Cross Road」…
2005年12月28日
プロフィール 若干中学二年生の時にひょんなことからフォークグループ「五つの赤い風船」の西岡たかしの誘いをうけ、グループに参加。その時は若すぎて早々に辞めてはいるが、高校生の時にはラグタイムブルースの祖 Blind Blake に大きな影響を受け、アコースティック・ブルースに開眼して行く。'73年に上田正樹とサウス・トゥ・サウスを結成したことが、彼の本格的なプロキャリアのスタートとなる。'76年に解…