2004年2月22日
プロフィール Yepesは「アランフェス」で評価され、「アルハンブラ」で酷評されるパターンが多いような気がする。でも、私はその反対なのだ。アランフェスでのあのガクガクッとしたリズム感はどうも馴染めないかわりに、正確無比といった感じのアルアンブラが大好き。'63年以来10弦ギターを愛用しており、多弦ギターの始祖ともいえる。ずっと前だが、来日した折に聴きに行ってついでに握手してもらった想い出がある。ち…
2004年2月22日
プロフィール 日本が誇る本格的ハワイアンスラックキーのアコギスト。ここ数年のアコースティックブーム(ハワイブーム?)の高まりの中でがぜん脚光をあびてきたが、実はハワイの Ray Kane の元で修行し、'70年代から堅実な演奏活動を続けてきたひと。 ディスクレビュー Plays the Slack Key Guitar '97年に録音/発表されたソロ作。ハワイアンは軽〜く漂うような音質で録音される…
2004年2月22日
プロフィール 言わずとしれた、天才・山下和仁の実妹。その実力は兄譲りというか、やはり破格のものがある。Larry Coryell が山下和仁との共演で来日したおり、彼女の演奏を聴いてぶったまげたらしい。そりゃそうだろう、はっきり言って Larry など敵ではないのだから。主に地元・長崎ギター合奏団のメンバーとしての活動が多いようだが、これだけの才能なのだ。やはり世界に打って出て欲しい。 ディスクレ…
2004年2月22日
プロフィール まさに世界最高のギタリスト!! テクニックのことばかり言うのは気がひけるが、彼の様に弾ける者は誰一人としていないだろう。幼少時代をひもとけば、父はギター合奏で有名な「長崎ギター音楽院」を主催するギタリストで、山下和仁そんな環境から幼い頃から自然にギターを弾くようになっていた。といっても無理矢理叩き込まれていた訳ではなく、例えば朝、小学校に登校する直前まで玄関でギターを弾き、下校して帰…
2004年2月22日
プロフィール 京都生まれのジャズギタリスト。以前は Super Flying Pan というフュージョングループで主にエレクトリックギターを弾いていたような... ブルーノートへの出演も果たしている。'95年頃からベーシストの大御所 Ron Carter とデュオ活動を精力的に繰り広げている模様。 ディスクレビュー Angel Eyes '97年、キングレコードからの4作目。ウッドベース Ron …
2004年2月22日
プロフィール 共にセッションギタリストである、小倉博和と佐橋佳幸から成るアコギデュオ。「やまげん」と読む。ライナー等によると彼等の音楽的ルーツは、AOR系シンガーソングライターなのだそう。どうりで、そのメロディアスな楽曲は Carol King や Lola Niro 達(そして何故か Elton John も^^)を思い起こさせる。キーワードでフュージョンとしたが、実はかなりの雑食性であり、ブル…
2004年2月22日
プロフィール Segovia の直弟子で、「クラシックギター界のプリンス(ぷぷぷ^.^;)」と将来を嘱望されていた。その後、黒ずくめの実存主義者風の服装でのステージングを行うわ、フュージョングループ Sky へ加入するわで世間を騒がせ、すっかり Segovia を怒らせてしまった。私が Sky を聴いた時は「品のいいイージーリスニングだなあ」と思ったくらいで、山下和仁の弾くストラビンスキィの方がよ…
2004年2月22日
プロフィール 最近、この Wedgle のようにアコギで真正面からジャズに取り組むアーティストが増えてきたような気がする。それまではアコギジャズというと、Earl Klugh のようなソフィストケイトされたものが多かったのだが。Wedgle のアンサンブルは、ときおり ECM系アーティストを彷彿とさせるが、Ralph Towner や Oregon の影響を受けているのかな。 ディスクレビュー T…
2004年2月22日
プロフィール '60年代初頭に吹き荒れた米フォーク・リバイバル。ご存知のようにそこからは、Bob Dylan のような今に続くビッグスター達が誕生した訳だが、たとえば Dylan が「言葉の鉄人」であるなら、「ギターの鉄人」はこの人であろう。盲目のシンガーにして超絶ギタリスト、Doc Watson だ。生まれはアメリカンフォークの故郷、アパラチアン山脈が縦断するノースカロライナ。幼くして失明した彼…
2004年2月22日
プロフィール 日本を代表するジャズギタリスト。ベンチャーズに影響されてギターを始めたという様に、エッジの聴いたエレクトリックが彼の本領だと思うが、アコースティックの演奏も結構ある。荒っぽさみたいなものも含めて、Larry Coryell に近いと思う。 ディスクレビュー Dogatana '81年のフルアコースティック盤で、やはりスーパーギタートリオ等に影響されたものが大きいだろう。ゲストギタリス…