アコギスト宣言!!

Ulf Wakenius

2004年2月22日

プロフィール エレ・アコ両方こなすジャズギタリスト。詳細は不明だが、ジャケ裏の写真をみる限りでは若手という訳でもないらしい。 ディスクレビュー NewYork Meeting '94年、Bellaphon レーベルから。タイトル通り、スマートで垢抜けたギタークインテットアルバム。基本的には情緒的なトーンに支配されており、ハードコアなファンには喰い足りないかも。9曲中3曲でガットギターが聴けるが、ア…

アコギスト宣言!!

Frank Vignola

2004年2月22日

プロフィール まだ若手ホヤホヤの白人ギタリスト。小学生位の時期を Django や Joe Pass を聴いてすごしたそうな。日本にいるだろうか!? こんなガキ。それはさておき、アコギ/エレクトリック共にこなし、スムースなプレイを聴かせる。アコギでは、確かに Django の影響が色濃いが、エレクトリックでは Pass というよりは Wes Montgomely だなあと思う。 ディスクレビュー …

アコギスト宣言!!

Ralph Towner

2004年2月22日

プロフィール ECMレーベルを代表するアコースティックギタリストで、12弦ギターを多用する。他にもピアノ、フレンチホルンやコルネットまでこなすマルチプレイヤー。それもその筈、オレゴン大学でクラシックを専攻し、さらにウィーンにてクラシックギター留学まで果たしている強者だ。特にプロフェット5(一世を風靡したアナログシンセ)は一聴して彼と判る、独特の音色がある。 ディスクレビュー Blue Sun 彼は…

アコギスト宣言!!

Tomatito

2004年2月22日

プロフィール 若干二十歳にして今は亡き天才カンタオール Camaron の伴奏者として一躍名を馳せた、アンダルシア出身のフラメンコギタリスト。最近はフラメンコも血筋を売りにするような傾向は薄れてきたけど、この人は正真正銘ジプシー一族の出身で、伯父にやはりギタリストの Niño Miguel を持つ。本名は Jose Fernandez Torres、芸名を和訳すれば「トマトちゃん」といったところか…

アコギスト宣言!!

Eric Tingstad

2004年2月22日

プロフィール NARADAレーベルを拠点に数多くのアルバムを発表している、スティール弦アコギスト。割りとインテンポでメロディアスに景気良く迫ってくるあたり、Leo Kottke に似ている。 ディスクレビュー A Sense Of Place '95年、NARADAから。可もなく不可もないと言ったらミもフタもなさすぎか... えてしてこのレーベルにはこの手のアーティストが多いが、どういった購買層に…

アコギスト宣言!!

Steve Tibbetts

2004年2月22日

プロフィール ECMから多くのアルバムを発表しているアコギスト。比較的早い時代からエキゾチシズム溢れるギターを披露していた。 ディスクレビュー Big Map Idea '89年、ECMから。1曲目がなんと Jimmy Page の「Black Mountain Side」でオオッと驚かされる。この曲以降もずっとタブラやコンガが絡み、オリエンタルなムードが漂う。結構アレンジが大がかりというかドラマ…

アコギスト宣言!!

Richard Thompson

2004年2月22日

プロフィール 60年代にブリティッシュトラッドのエレクトリック化で名を馳せた Fairport Convention のギタリスト。トラッドと言えば、かの Pentangle の Bert Jansch らが思い起こさせるが、枯淡の境地に達している感のある Jansch とは対象的に、Richard は精力的で世俗的(?)なギタリストである。そのエネルギーは凄まじく、イギリスを中心にヨーロッパ、ア…

アコギスト宣言!!

Jurgen Thiergartner

2004年2月22日

プロフィール ドイツのクラシックギタリスト。奥さんであるマンドリニストの Carmen と組んで、Duo Gervasio というマンドリン-ギターのユニットで活躍している。 ディスクレビュー Classical Mandolin and Guitar '94年、cpo というドイツのレーベルから。ベートーベンその他の18世紀の楽曲集。ソナタ形式が多いせいか、とてもサロン風というか、穏やかな気分に…

アコギスト宣言!!

Tut Taylor

2004年2月22日

プロフィール ジョージア生まれの古参ドブロプレイヤーだが、レコーディングキャリアをスタートさせたのは結構年季が入ってからで、60年代初頭にかの Clarence White らとの共演だったという。ゆっくりとだが進化を続けるブルーグラス界では、Jerry Douglas 達若手のエネルギッシュな演奏に耳を奪われがちだけど、時には Tut のシンプルなプレイを聴いて至福に浸れるのもルーツ音楽ならでは…

アコギスト宣言!!

Martin Taylor

2004年2月22日

プロフィール Django スタイルの流れを汲むジャズギタリスト。このスタイルのプレイヤーには「荒さ」というか少々雑な弾き方がまま観られ、またそれが魅力になっていることもあるの。が、Martin はエレ・アコ両方ともにスムースなプレイがウリで、洗練されたギタリストである。Joe Pass の影響も随分受けているらしい。 ディスクレビュー Spilit Of Django '94年に Django …

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