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    アコギスト宣言!!

    Eric Thompson (エリック トンプソン)

    2004年6月12日

    USA ブルーグラス スティール弦ギター フラットピッキング

    プロフィール

    ブルーグラス現代型である Dawg ミュージック。その始祖である David Grisman の周りには綺羅星の如く天才プレイヤーが集っているが、最も古くからの盟友がこの人、Eric Thompson。
    '60年代には、デッド結成以前の Jerry Garcia と Black Mountain Boys で活動を共にし、'70年代以降は数多くのミュージシャンと共演しながら一貫した活動をブルーグラスフィールドで続けて来ている。現在では Bluegrass Intentions という自己のユニットで活躍中。また、米 Guitar Player 誌等での執筆活動や教則本出版、ギターレッスン等の啓蒙活動も盛んで、むしろこちらの方での知名度が高いかも。
    失礼を承知で言えば彼のギタープレイは、テクニック的な面から見れば Tony RiceMark O'conner らの最前線ギタリストに比べると、あきらかに一昔前ふう。つまり、正確さやスピード、ハーモニー感覚のモダンさにおいて見劣りするということなのだけど、彼の魅力はまた別の所にある。音楽的な人懐っこさというか、ブルーグラスの本質的な楽しさを全面に打ち出した、軽やかで親しみやすい雰囲気がイイのだ。私自身にしても、ちょっと近寄りがたい感じになってしまった天才 Marc O'conner あたりよりは、Eric Thompson を聴いてた方がウキウキ幸せだもんなぁ。

    アルバムレビュー

    Thompson's Real

    '70年代に Kicking Mule から出したアルバム「Bluegrass Guitar」に、David Grisman との共演ナンバーを数曲加えた編集盤。マンドリン、フィドル、バンジョー等、Dawg一派ミュージシャンが総勢9名バッキングに名を連ねており、最初から最後までサイコーに和める一枚になっている。思うに Dawg ミュージックは、ジャズ等他ジャンルの要素を取り入れたぶん、ブルーグラスの起源であるアイリッシュ音楽の風味が薄くなっているようにも感じるのだが、このアルバムはタイトルどおりアパラチアンな匂いが健在。私のフェイバリッツである「Blackberry Blossom」も収録されていて、数あるプレイの中でこれがベストかも。比較的少人数で演奏されている、ギター度の高い「Say Old Man」や「Salt Creek」あたり、(無謀にも)コピーしてみようかな、なんて気にさせてくれる。

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