2004年2月20日
プロフィール ハンガリー系ジプシーの血をひくジャズギタリスト。ジプシーというとやはり Django を連想する訳だが、このアコギストはガットギターを指で弾く。ジプシーだフラメンコだと、いちいちバックグラウンドを勘繰ることを忘れてしまう程、このアコギはジャズにすんなり溶け込んでいる。 ディスクレビュー Signature '95年、ジャズの名門 Enja レーベルから。ゲストにビブラホンの Davi…
2004年2月20日
プロフィール Ernesto Snajer('68 ブラジル生) と Palle Windfeldt('64 デンマーク生) からなるギターデュオ。二人とも、クラシックやジャズの修練に支えられた確かなテクニックを持ち、ギター2挺というアンサンブルの妙を知り尽くしたプレイを行う。ガット/スティールと場合により使い分けるが、Ernesto は10弦ガットギターも用いる。 ディスクレビュー Guitar…
2004年2月20日
プロフィール 南カリフォルニアのスティール弦フィンガーピッカー。幼少の頃から音楽教育を受けていたというだけあって、ギターのテクニックや多くの自作作品にはどっしりとした安定性が感じられる。陽性な音楽性とあいまって、万人にアピールするタイプのアコギストだと言える。 ディスクレビュー The Best of Doug Smith '95年、HONEST からのベスト盤。無伴奏ギターソロとリズムセクション…
2004年2月20日
プロフィール この人こそをミスター・ブルーグラスとでも呼んだらいいのだろうか。戦前から現在の永きにわたって活躍している、ギタリスト兼フィドラー兼バンジョー奏者兼作曲家というマルチタレントな大御所である。映画「Deliverance(邦題: 脱出)」で使われて有名になった「Dueling Banjos」や、近年では Tommy Emmanuel の超絶カバーが光る定番ギターインストの「Guitar …
2004年2月20日
プロフィール ギターのみならずピアノやアコーディオン等幅広い表現力を持ち、ワールドワイドな活動をしている生粋のブラジル人アコギスト。にもかかわらず日本での知名度が低いのはなぜだろう。ときおり見せるフランス風叙事詩とも言える優美な一面も、彼の多面性がうかがえて魅力的。 ディスクレビュー Sivuca '73年、Vanguard レーベルから。ニューヨークで制作されたとのこと。もちろんギターも弾いてい…
2004年2月20日
プロフィール アイリッシュトラッドをベースにしたような味わいのギターインストを奏でる、イギリス人アコギスト。トラッドのロック化に大きな役割を果たしたグループ、Steeleye Span のサポートギタリストとしても知られる。ギターは Stefan Sobell のフォークギターを使用とのこと。オープンチューニングを多用し、少し物悲しいゆったりとしたナンバー達は全て自らのペンによるもの。 ディスクレ…
2004年2月20日
プロフィール 稀代のフォークデュオ、Simon & Garfunkel の殆ど全ての作詞・作曲と演奏を行ったのは、Paul Simon その人である。「Sound of Silence」のブレイク前に彼はイギリスに渡っており、その時に Davey Graham や Bert Jansch らとも親交をもったという。そのせいでもないだろうが、アメリカのフォークシーンで活躍したアーティストの多…
2004年2月20日
プロフィール サザンロックの雄、Doobie Brothers のギタリスト。エレクトリックではザクザクと刻まれるリズムがサイコー。アコースティックでの見せ場はあまり無いが、やはり南部仕込みと思わされる流麗なラグタイムが時折聴ける。 ディスクレビュー Stampede '75年、Doobie Brothers 名義のアルバム。アコギインストは「Slat Key Soquel Rag」のみ。Slat…
2004年2月20日
プロフィール Shahin Shahida と Sepher Haddad からなるギターデュオ。国籍等は不明なのだが、南仏ジプシーライクなテイストで体臭がムンムンしてきそうな男っぽいギターだ。あまりにもバッキングが賑やかすぎて日本人にはしつこく感じられるかもしれないが、この二人のグルーヴはなかなか堂に入っている。ギターミュージックも聴くものではなく、踊るものという時代になってきたのかも知れない。…
2004年2月20日
プロフィール 本名は Victor Monge、マドリード出身のフラメンコギタリストである。その知名度は日本でも高く、Paco や Manolo と比べても遜色のない人気を誇った。「った」と過去形なのは、Paco らがスーパーギタートリオ等で異ジャンルとの交流を始めたあたりから、地味な印象が出てきたからだ。確かに頑固にフラメンコの枠を守りつづけてはいるが、近年でも色褪せることなく華麗な演奏が聴ける…