2004年2月20日
プロフィール 詳細は不明。音色を聴いていると、Joe Pass のようにフルアコをアコースティック録りするようだ。演奏は派手ではないが、内に秘めた情熱を感じさせるもので、コアなジャズファンにはアピールするかも。 ディスクレビュー Ants In a Trance '95年、Brownstone レーベルより。サイドメンがベース、バスクラリネット、ビオラという中低音に片寄った面白い編成になっている。…
2004年2月20日
プロフィール Segovia にはしばしば、「路上演奏楽器に過ぎなかったギターの地位をコンサート楽器にまで引き上げた」という賛辞が寄せられる。確かに結果としてアカデミックな世界でギターの地位は上がったのかもしれないが、何だか音楽とは別の所の話というか、正直どーでも良いw そんなことより、彼の指から放たれる一音をしっかりと聴いて欲しいのだよね。弾く姿勢や爪の形にまでこだわり抜いて編み出された、所謂「…
2004年2月20日
プロフィール バキバキのハード・バッパー(ってそんな用語があるのか?)。本領はむろん、エレクトリックである。強引かつスピード感のある演奏で、今や Metheny とともにジャズギタリストの第一人者。アコギとは無縁の人だな、と思っていたのだが... ディスクレビュー Quiet ジョンスコがこんなアルバムを出すとはなあ、とレコード屋で手にとって驚いた。全曲ガットギターによるアコギインストなのだ。かな…
2004年2月20日
プロフィール 詳細は不明だが、まだ若手らしいスティール弦アコギスト。割りと古いタイプのロマン派といった感じか。 ディスクレビュー Masters of Acoustic Guitar '97年にNARADAレーベルからの、16人のアコギストによるインストを集めたコンピレーション。「Sad Little Girl」という曲で無伴奏ギターインストを披露しているが、これ一曲じゃよくわからんなぁ... と…
2004年2月20日
プロフィール 超バカテクを多く輩出している近年のロックにおいても、一段と別格の感があるテクニシャンギタリスト。Steve Vai の先生だったこともあるそうな。しかし、そのプレイはかなり抑制の効いたクールなものだ。 ディスクレビュー Surifing with The Alien '88年の出世ソロ作。ロックでは珍しいギターインスト集だが「Satch Boogie」という曲も入っているので、やはり…
2004年2月20日
プロフィール 柔らかなサンバタッチのインストを提供してくれるフュージョングループ Carioca のガットギタリスト。本人はあまりディープな感触の演奏はしないが、実は Baden Powell に深く傾倒しており、楽譜の監修などもしている。 ディスクレビュー Pale Moon '84年に発表された Carioca のセカンドアルバム。ギターとピアノが半分づつソロをとるような形態の曲が多く、「もっ…
2004年2月20日
プロフィール さだまさしと共にTVドラマ「北の国から」の劇中音楽でギターを担当し最近とみに有名になったスティール弦ギタリストだが、実は'70年代から著名アーティストのバックを務めたベテランギタリストなんである。「詩人そして作曲家でもある」とは、そのさだ氏の弁。和製フォークのしとやかさにラテン的リズム感を少々効かせたかのような、日本人向けするサウンドだといえる。 ディスクレビュー 樹音 '95年、B…
2004年2月20日
プロフィール 本名を Agustin Castllon Campos。コンサートスタイルのフラメンコギターという、当時としては画期的なスタイルを完成させた偉人。ギタリストなのに、大きな指輪をジャラジャラはめまくりるというラテン人気質は、演奏そのままの人柄でなんだか嬉しくなる。少年時代の Paco de Lucia に「自分の演奏スタイルで弾かなきゃ」と苦言を呈しショックを与えたと伝え聞くが、その言…
2004年2月19日
プロフィール 私見だが、現在のようなアコースティックギターをメインにしたノンジャンルな(あるいはジャンル・ボーダーレスな)インストゥルメンタル音楽がハッキリとかたちづくられたのは、'80年代以降であると思う。それ以前のアコギ音楽は、ジャズやブルーグラスまたはフラメンコやクラシック音楽という確立されたジャンルの中にあって機能していたものが殆どであった。しかしそれでも、どのジャンルにも属さないアコース…
2004年2月19日
プロフィール スペインのギター一家である Romero 兄弟の3男坊。彼の演奏したアランフェスは名演のひとつとして数えられている。 ディスクレビュー Concerto for Classic Guitar ans Jazz Piano ジャズ作曲家の Claude Bolling のペンによる、軽快な四重奏。アンサンブル編成は、Angel Romero (ギター)、George Shearing …