アコギスト宣言!!

Romane

2004年2月19日

プロフィール Rosenberg 兄弟達とともに、ホットクラブスタイルのギターを現在に伝える継承者。このスタイルのギタリストのなかでは中庸とも言える「品格」のような落ち着きがある。 ディスクレビュー Swing for Ninine '92年、Ballemont というフランスのレーベルから。クラリネット奏者の Marcel Cazes を大きくフューチャーした作品。リズムギターを勤めるのは La…

アコギスト宣言!!

Ulisses Rocha

2004年2月19日

プロフィール リオデジャネイロ出身のガットギタリスト。若い頃にクラシックギターのレッスンを受けたというだけあって、確かなテクニックに支えられたプレイは、ハードボイルドかつ飾り気のない彼の音楽性と相まって、非常に切れ味鋭いボッサ=ジャズを実現している。Al DiMeola がブラジルツアーで公演した折に、ゲストギタリストとして共演したこともあるという。ボサノバのけだるげな気分に浸りたいだけの人はとも…

アコギスト宣言!!

Lee Ritenour

2004年2月19日

プロフィール 70年代後半の大フュージョンブーム時に、ギターヒーローといえば Larry Carlton とこの人だったという印象がある。あまりにスマートでソツがなさすぎるという評価もあったが、当時はそれが良かったのだ。最近では Wes Montgomery へのトリビュート作などで聴かれるように、成熟へ向かう渋さを身に着けつつあるようだ。 ディスクレビュー Feel The Night Rite…

アコギスト宣言!!

Emily Remler

2004年2月19日

プロフィール Wes Montgomely ばりにぶっといギターを弾く女性ジャズギタリスト。ダンナはやはりギタリストの Mike Starn だという。まさかこんなに若くして亡くなるとは... ディスクレビュー Together '85年の Larry Coryell との共演盤。この二人はよく似たプレイをするので、はっきりいって私には聞き分けができない。トップナンバーの「Arubian Nigh…

アコギスト宣言!!

Django Reinhardt

2004年2月19日

プロフィール ジプシー(ロマ民族)という人々がもし存在しなかったら、ヨーロッパ、ひいては世界の音楽はどんなに味気無いものになっていただろうか。フランス〜ベルギー国境付近のジプシーコミューンで産声を上げた Django Reinhardt が十代でジャズと出会った時、彼の血に流れる先祖伝来の音楽とそれは化学反応を起こし、「ジプシー・スウィング(マヌーシュ・スウィング)」という新しい音楽が生まれたのだ…

アコギスト宣言!!

Vini Reilly

2004年2月19日

プロフィール インストを主体としたロックユニット Durutti Column は、ギタリスト Vini Reilly の変名のようなものだと思っていいだろう。Factory レーベルからのデビュー作「The Return of the Durutti Comumn」は、多彩なエフェクト処理がなされたギターインスト(全てエレクトリック)に多少リズムボックスが加わったくらいだった。闇に縁どられた青…

アコギスト宣言!!

Progetto Avanti

2004年2月18日

プロフィール Hakan Frennesson と Max Gossell という二人のクラシックギタリストからなるデュオ。クラシックのオーケストラ作品を2本のギター用にアレンジして演奏している。 ディスクレビュー Orchestral Illusions '93年、FINLANDIA Records から。アランフェス、ペールギュント一番、アイネクライネ等の美味しいナンバーがてんこ盛り。ギター2…

アコギスト宣言!!

Chris Proctor

2004年2月18日

プロフィール ドイツ生まれで米国で活躍中のアコギスト。フィンガーピッキングによるアルペジオ主体のフォークギター奏者。殆どの曲をオープンチューニングで演奏している。 ディスクレビュー Runoff / The Delicate Dance '80年代の初期2作をカップリングした、Flying Fish レーベル盤。完全アコギインスト。どの曲もぎっしり音符が詰まっている感じで、ギャロップするアコギとい…

アコギスト宣言!!

David Pritchard

2004年2月18日

プロフィール 詳細は不明だが、これは一風変わったアコギストだ。複数のギターを使ってミニマライズされたフレーズを重ねていき、万華鏡の様なギターミュージックを形成している。ミニマルという手法は今となっては目新しいものではないが、すでに実験段階のような時期を越えて、このアーティストがしているように自らの音楽世界のバックボーンを形成するいち手段になり得ている。そして、かつてのアバンギャルドを気取ったような…

アコギスト宣言!!

Lucian Plessner

2004年2月18日

プロフィール ドイツのクラシックギタリストだが、詳細は不明。学生の頃から、クラシックの枠内に止まるのをよしとせず、南米ギタリストの Alirio Diaz や Eduardo Falu に師事して音楽的視野を広げていったという。'80年代後半よりプロキャリアをスタートさせ、世界中でリサイタルを行うようになる。正確でフラットな演奏だが厳つい感じはなく、底流にある彼のロマンティシズムをほのかに感じさせ…

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