2004年2月18日
プロフィール ワシントンDCに在住ながらケルティック風味のアコギを奏でる、スティール弦ギタリスト。Grazz Matazz というアコースティックユニットのメンバーでもあるそうだ。イレギュラーチューニングを多用し、DADGAD などがお好みらしい。 ディスクレビュー The Waters and the Wild '93年、Maggie's Music から。少しのピアノやパーカッション等が加えら…
2004年2月18日
プロフィール ブラジルはリオデジャネイロ出身だが主にイタリアで活躍した、サンバ系のギターミュージックを堅実な演奏で奏でるプレイヤー。 ディスクレビュー Valeu ! '96年の作品で、一人多重奏作品集。殆どはガットギターでのバッキングにエレクトリックでリードをとるものだが、数曲アコギだけのナンバーもある。地味というか手堅いというか、ホテルのラウンジかパブにでも居るような気分にさせてくれる演奏。
2004年2月18日
プロフィール Rafael, Raimundo Amador の兄弟によるユニット。彼等の唄とギターを中心に、多彩なメンバーで構成されている。ブルースを基本にしたエレクトリックギターをフラメンコに掛け合わせることによって、新しい世界を切り開いている。これまでのフラメンコフュージョンは、ジャズやロックを自分達の領域に招いている感じだったが、彼等の音楽はフラメンコギター片手に武者修行に出向いているよう…
2004年2月18日
プロフィール Joe Pass は他のジャズギタリストと比べて日本人好みかもなぁと思うことがある。それは多分、我々が好む「繊細さ」を感じる要素を多く持ち合わせているせいかも知れない。フレーズとフレーズの間にふんだんに盛り込まれる美しいパッセージ。緻密な印象のアレンジ。リムズ感覚も豪胆というよりは柔和で「間」の感性が感じ取れる。そして、電化が当たり前だったジャズギターを生録りするという逆転かつ枯淡な…
2004年2月18日
プロフィール 英国国宝的ポップグループ、XTCのギタリスト。エレクトリックではエッジの効いた個性的なカッティングが、アコースティックではミョーにひねくれたスケールやアルペジオが印象的。 ディスクレビュー Through the Hill 環境音楽や映画音楽で有名な Harold Budd とのコラボレーションで、中味はというとやっぱり環境音楽かなあ。アコギインストを含む盤はこれしかないので。
2004年2月18日
プロフィール ブラジルの東北部、パライーバ出身のショーロギタリスト・作曲家。ショーロのギターというと、低音弦を加えた7弦ギターが有名だが、Paraiba は普通の6弦を弾いているようだ。ショーロという哀愁てんこ盛りの音楽ジャンルにあって、Paraiba の演奏はベトつきがなくハギレのよい、ライトな感触のもの。もっと楽曲に感情移入したい向きには、食い足りないと思うかも。 ディスクレビュー Pisan…
2004年2月18日
プロフィール モダンスラックキーギターの始祖 Gabby Pahinui の次男で、こんにちのスタックギター界においてもピカイチのギターテクニックの持ち主。Gabby の黄金期であった'70年代、既に彼は父の Gabby Band でキャリアを積み、その後の Peter Moon Band や Pahinui Brothers での活動等、ハワイ音楽の重鎮となっている。'90年代からスラックキーソ…
2004年2月18日
プロフィール 御存事「3大ギタリスト」!! だいたい Eric、Jeff、Jimmy の順番でくるが、音楽性などトータルに考えると、私はこの人が一番好き。アコギ面でのルーツが Bert Jansch 等にあるのも、これまた良く知られた話。 ディスクレビュー Led Zeppelin '69年、記念すべき Led Zeppelin のファーストアルバム。ティーンの頃は「Dazed and Confu…
2004年2月18日
プロフィール ユーロ・プログレの象徴みたいなグループ PFM に在籍していたバイオリニスト。ソロになってからは、あらゆる楽器を駆使し自己のルーツを探る試みを続けている。 ディスクレビュー Mauro Pagani '78年のソロ第1作。ベース等1部を除いては、多種多様なアコースティック楽器による民族色の濃いアルバムに仕上がっている。実は、このアルバムで Mauro はギターを弾いていないかも知れな…
2004年2月17日
プロフィール 「Tubler Bells」で衝撃のデビューを飾った天才少年も、はや中堅ロック世代となりつつある。あらゆる楽器をこなすマルチプレイヤーぶりはデビュー作で一目瞭然だが、特にギターの手腕に長けていることは何故かあまり話題にならない。特にクセのない演奏だと思うが、いま改めて聴き直してみるとスパニッシュ的要素が結構あるかなと感じた。 ディスクレビュー Crises '83年作。古巣の Vir…