2004年2月16日
プロフィール Cor Mutsers と Patrick van Gerven という二人のアコギストのデュオ。詳細は不明だが、二人ともガット/スティール弦を引き分け、Gerven はドブロもこなすようだ。デュオで演奏する時は、片方がしっかりとした(そして柔軟な)リズムをキッチリと刻んでおり、好感の持てる演奏。ブルーグラスはある意味、ギターテクニックの展示会のようなところがあるのだが、この二人の演…
2004年2月16日
プロフィール イタリア系のジャズギタリスト。父の Ulpio Minucci は、「A Thousand Thoughts of You」や「Felicia」など50年代に数々のヒットを生み出した作曲家。Special EFX というフュージョンバンドを持ち、ギンギンのエレクトリックギターを聴かせるが、音楽的にはスムース・ジャズという趣で破壊的な印象は無い。 ディスクレビュー Renaissanc…
2004年2月16日
プロフィール Ricardo Moyano、Esteban Caceres という2人のガットギタリスト。2人一緒にしたのは、共演以外のレコードを聴いたことがなかったからで、本当は別々に活動しているのかもしれない。 ディスクレビュー Amerique Du Sud Guillermo de la Roca というケーナ奏者名義のアルバムで、EPM レーベルから。とはいえ、ギター奏者だけの演奏曲も結…
2004年2月16日
プロフィール アフリカというのは西洋音楽から見たときになかなか魅力的な大陸らしいが、現在に至るまで確固としたジャンルを形成するに至っていないように見える。アコギにとってもやはりアフリカは暗黒大陸で、どこにどんなギタリストが居るのか皆目見当がつかない。Djessou Mory というこのスティール弦アコギストは彼のファミリーとして音楽活動をしているらしいが、それ以上はよくわからない。基本的には、アド…
2004年2月16日
プロフィール ガットギターとエレクトリックを駆使して、ソフトな感じのブラジリアン・フュージョンを奏でるミナス系アコギスト。12歳より独学でギターを学び、24歳で Wagner Tiso's Group というバンドでプロキャリアをスタートしたという。 ディスクレビュー Bom Dia '98年、Malandro レーベルから。リズムセクションの他、キーボードやサックス等多くのバッキングミュージシャ…
2004年2月16日
プロフィール 名前から想像できるように、フラメンコギターの巨匠 Ramon Montoya の甥っ子。だけど、Ramon からギターの手ほどきを受けたことは無いらしい。Sabicas と同様にスペイン内戦を逃れるためアメリカに移住、そこで生涯を終えた。Sabicas より10歳ほど年上で、その演奏スタイルは古風でシンプルである。 ディスクレビュー Flamenco ! 最近では見かけなくなったが、…
2004年2月16日
プロフィール '85 Winfield National Fingerstyle Guitar 大会での優勝歴を持つ、確かなテクニックを持ったフィンガースタイル・アコギスト。Beatles に大きく影響とある。 ディスクレビュー Masters of Acoustic Guitar '97年にNARADAレーベルからの、16人のアコギストによるインストを集めたコンピレーション。Mize は「The…
2004年2月16日
プロフィール 通常はエレクトリックでの演奏が主な、少しラテン寄りの音楽性をもつジャズ/フュージョンギタリスト。愛称「サンキチ」(^_^)。派手さは無くとも、その安定したプレイには定評がある。 ディスクレビュー Your Smile '98年、キングレコードから。ハーモニカの大御所、Toots Thielemans を迎えてのブラジリアン・ガットギター集。バッキングもベースとドラムスだけの必要最小限…
2004年2月16日
プロフィール 「日本のWes Montgomery」として長いキャリアを積み上げつつある、邦人随一のジャズギタリスト。その名のとおり、ピックを使わない親指指頭でのオクターブ奏法が彼を特徴づけている。 ディスクレビュー Me, Myself & I '99年、初めての無伴奏ソロによるアンプラグド盤。まさか彼がこんなアルバムを出してくれるとは、まるで予想していなかった嬉しい驚きである。1曲目の「Car…
2004年2月16日
プロフィール そろそろデビュー20周年を迎えようとしている、日本の中堅フュージョンギタリスト。当初は Earl Klugh のようなライト感覚のフュージョンサウンドであったのが、赤木リエ、中西俊博らと Acoustic Club を結成したあたりから独自性を発揮し始め、ヨーロッパ〜南米と汎ラテン的なテイストを内包した現在へと至る。近ごろではヒーリングミュージックにも強い興味を示し、怪しい精神世界へ…