2004年2月8日
プロフィール ナショナルギター(スティールボディのスライドギター)といえばこの人、Bob Brozman である。膨大なギターの蒐集家であり、デルタ・ブルーズを中心にハワイ・カリブ・日本(特に沖縄)・アフリカと幅広いルーツ音楽の研究家であり、何より個性的でエネルギッシュなギタープレイヤーなのである。 6歳にしてギターに触れ始め、ナショナルギターのユニークなサウンドに惹かれるようになり、長じてはワ…
2004年2月8日
プロフィール Segovia 亡きあとのクラシックギター界においてその後継者を探すとするなら、やはりBream ということになるのだろうか。最近ではクラシックギターも細分化が進んでいるようであり、ひとつのジャンルをセールスポイントにする傾向も多々見受けられるが、さすがに Bream くらいになるとその引き出しの数は限りない。バロックリュートの奏者としても名高い。残念ながら、'90年代に遭った交通事…
2004年2月8日
プロフィール フランスはブリターニュ出身のギタリスト。ローティーンの頃に、Shadows や Bob Dylan、Jimi Hendrix に憧れてギターを始め、'70年代から活動を開始。生まれ育った土地柄故か、次第にケルティック/アイリッシュ方面の音楽に惹かれるようになり、アコースティック・ソロ・ギタリストへの比重を高めている。 ディスクレビュー Acoustic '81年、Green Linn…
2004年2月8日
プロフィール ロンドン生まれのスティール弦ギタリスト。オールドスタイルのジャズを音楽的ルーツとし、カントリーブルースともジャズともつかぬ陽性でテンポの良いギターが身上。多少荒削りだが、70年代前半という時代を考慮に入れると、卓越したプレイヤーではあった。現在でも作曲家・プロデューサとして音楽業界で活躍中らしい。 ディスクレビュー Guitar Workshop '73年、ATLANTIC から発売…
2004年2月8日
プロフィール 「黒いオルフェ」の作曲者として、どちらかというとコンポーザとして知名度が高いボサノバの第一人者。ギタリストとしてみると、つい Baden Powell あたりと比べてしまいやや地味な印象があるが、実はクラシック畑出身の実力者だ。そう思って改めて聴くと、実に安定したプレイに加えて何気ないアイディアが鏤められた彼のギターは、渋さの極みとも言える良い味わいだ。はやくから Stan Getz…
2004年2月8日
プロフィール セルビア出身のガットギタリスト。現在は南カリフォルニア大で教鞭をとりつつ演奏活動を行っている。当初、日本ではニューエイジ的な文脈で彼は紹介されていたが、実際の彼の音楽はクラシック音楽に雑多な民族音楽のエッセンスを注入しジャズのインプロヴァイズに乗せる、とでも言うべき彼独自の音楽世界であり、非常に玄人好みのする高度で深淵なるものだ。近年ではクラシックギターファンの間でも人気上昇中の注目…
2004年2月8日
プロフィール '60年代ロックの伝説的ギターヒーロー。B.B King の様な甘く扇情的なエレクトリックギターで多くのファンを魅了した。特に'68年の 「フィルモアの奇蹟」という Al Cooper との金字塔的セッションアルバムで、一時ロック界は長〜いブルースインプロヴィゼイションギターに埋め尽くされた(^_^;)。個人的にはコンパクトにまとまった音楽が好きなので、それほど魅力を感じなかったが.…
2004年2月8日
プロフィール 女性では珍しいアコースティック専門のブルースギタリスト/シンガー。日本では何故か知名度が低いが、結構長いキャリアを持つ。現在のプリミティブなスタイルになってきたのは80年代以降だという。美しい容姿に加えて、切れ味鋭いギターとド迫力のボーカルはオトコ顔負け。ブルース好きの人ならたまらないんじゃない? ディスクレビュー Best Blues And Originals Rory のギター…
2004年2月8日
プロフィール 言わずと知れた、Deep Purple に在籍していたハードロックギタリストのカリスマ。ヘビメタ筋の人たちに言わせると、ロックギターに速弾きの概念を持ち込んだのは彼なんだそうな。その頃多くのギタリストが左手のスラーで沢山の音を叩き出していたのに対して、彼のそれは一音一音がきちんとピッキングされたものであり、次元が違うのだ、とのこと。それはともかく、Purple時代には、Jimmy P…
2004年2月8日
プロフィール 正体不明の変態系(?)アコギスト。といっても、音楽的にはジプシー音楽的な欧〜アラブ的な彩りに貫かれているのだけれど、言葉にしづらい奇妙なねじれ方をしている。 ディスクレビュー Salvador Kali '98年の、なんともふざけたタイトルのねじれポップ(^_^;)。曲の半数がアコギで演奏されている。ルーツ不明のアラビック・インプロヴィゼイション。どこまで本気なのかわからないフラメン…