2003年12月1日
プロフィール 北海道出身のアコギスト。スティール弦ギタリストには珍しく、クラシックから多くの要素を得ている。クラシックといっても Villa Lobos に代表される近代南米にルーツをもつらしく、その意味ではまるでブラジル音楽を聴いているようでもある。荻窪グッドマンで定例ライブを行っているとのこと。 ディスクレビュー Acoustic Guitar / Solo '97年、オタルナイレコード。北海…
2003年12月1日
プロフィール ピアソラの作品に参加していたような気がするのだけど...名実ともにタンゴ界では知られた人らしい。 ディスクレビュー Adios Nonino 表題曲のピアソラの代表曲ではじまり、ラテンの有名曲(「コンドルは飛んでいく」まで入っているがクレジットは何故か、Paul Simon ^^;)ばかり集めた、親しみやすい無伴奏ソロのみの構成。ギターがかなり上手いので聴き応えがある。
2003年12月1日
プロフィール Windhamhill レーベルの大成功に刺激されてか、一時ヘナチョコなアコースティックレーベルが随分横行した。そんな風に思える CODA レーベルという所からデビューした、アコギスト。コンポーザでもあり、自作曲をストーリーテリング的に組み合わせるのがお好きな様。 ディスクレビュー Sirens '85年に CODA レーベルから。まあ何というのか、下手ではないしメロディアスという特…
2003年12月1日
プロフィール 詳細は不明だが、洗練されたブラジリアンジャズを聴かせてくれるガットギタリスト。タッチは柔らかで指もよく動く。個人的には、こんなギタリストを待っていた!! という感じ。 ディスクレビュー Reflections '91年、JVCから。そのせいか、秀逸なフォトジャケットなどプロダクトの多くに日本人が参加している。それはさておき、これはピアニスト Gilson Peranzzetta との…
2003年12月1日
プロフィール インプロヴィゼイションを主体にパワフルなギターを弾きまくる、ヨーロッパのフィンガーピッカー。インドおよび中近東の古楽から大きな影響を受けたとあるが、彼のギターは確かにウードやサローのように響く。ガット、スティール、そして様々な多弦ギターを圧倒的なテクニックで自在にこなすその様を見ていると、何故もっとクローズアップされないのか不思議。世界は広い。 ディスクレビュー Alexandria…
2003年12月1日
プロフィール 詳細は不明だが、最近耳にすることの多い ジャズギタリスト。エレクトリックが本領のようで、その音色は Jim Hall のようにまろやか。北欧ジャズのイメージそのままに、清涼感溢れるプレイである。 ディスクレビュー Streams '96年、Dragon というレーベルから。ベース、ドラムスからなる彼のギタートリオによる作品。13曲中12曲がエレクトリックなのだが、最後の「Late E…
2003年12月1日
プロフィール 詳細は不明。ジャズとカテゴライズはしたものの、彼の音楽のルーツはフラメンコやツィガーヌ、サンバ等のラテン音楽だと思う。 ディスクレビュー Still Friends '94 Olufsen レコードから。Jukka Tolone という相棒とのデュオ名義で発表された。ピアノのギターのアンサンブル(一部唄入りあり)。Jukka もピアノの他にギター(アコ/エレ)で参加しており、彼もアコ…
2003年12月1日
プロフィール 詳細は不明だが、ガット弦のエレアコを多用する白人フュージョンギタリスト。Earl Klugh を源流とする大河のいち支流といったところか。 ディスクレビュー It's a Good Thing '95年、PassageRecord から。もはや古典的とすら言える、昔ながらのアコースティックフュージョンで、リズム隊にホーンセクションというバッキングもお約束。最後の「Friends」での…
2003年12月1日
プロフィール ホテルのラウンジ・ショーに出演していたところを、かのディジー・ガレスピーに見い出されたというブラジル出身のギタリスト。昔 Verve レーベルからリュートみたいな形のギター("Lutar" ルターというらしい)を使ったラテンアルバムが出ていたのを覚えている。長いブランクを経た後、Windhamhill から スティール弦ギターのアルバムを出したのにはびっくりしたっ…
2003年12月1日
プロフィール アメリカ在住のフラメンコギタリストということ以外は不明。近年の本国スペインでの若手フラメンキスタよりも古風で実直な演奏をする。 ディスクレビュー Son Guitano en America '95年、レーベルもよく分からないが、自主制作盤なのだろうか。ギター一本でのライブを収録したもの。'60年代にタイムスリップしたような純朴で飾り気のないフラメンコギターが聴ける。