アコギスト宣言!!

Alex de Grassi

2004年2月12日

プロフィール ウィンダムヒル3羽ガラスの一人、といってももう通じないか? Ackerman や Hedges と同様に独特のチューニングを縦横無尽に弾きこなす。Ackermanの歌心、Hedgesのダイナミズムに比べるとどうしても印象が弱くなってしまうが、逆にいうとそんなアンビエントな空気感がこの人の持ち味だと思う。無国籍的な独特のコード感覚に影響を受けたプレイヤーは多いはず。邦人アコギストの御大…

アコギスト宣言!!

Govi

2004年2月12日

プロフィール ドイツ生まれのニューエイジスタイルのスティール弦ギタリスト。幼少時代にギターを始め、インドでシタール、ブズーキ、マンドリン等のさまざまな撥弦楽器を学んだという。ギタリストとして特筆すべき所は特にないが、陽性で屈託のない作曲物には好印象が持てる。 ディスクレビュー Sky High '88年、RealMusicからのデビュー盤。複数のギターとシンセをオーバーダブして作られたアコギインス…

アコギスト宣言!!

GONTITI

2004年2月12日

プロフィール ガットギターのゴンザレス三上と、スティール弦ギターのチチ松村からなるアコギインストユニット。結成は1978年と古いが、思えば無国籍かつパラダイス志向な音楽、アコースティックを軸にして時代の空気を散りばめるサウンド感性、ついでにユニット名の命名センスまでもが今の音楽シーンを見事に先取りしているなぁと思う。そう、彼等をアコギ界随一の長寿ユニットならしめているのは、代替のきかない柔らかくて…

アコギスト宣言!!

Egberto Gismonti

2004年2月12日

プロフィール キーワード分けでジャズとしてしまったが、Gismonti の音楽はそれだけで一つのジャンルになってしまうような、広大で包容力のあるものである。強いて言うなら「ブラジル音楽」か。楽器もアコギ(それも様々な多弦の)やピアノ、パーカッションを縦横に使い分ける。Paco de Lucia が、尊敬するアーティストとしてGismonti の名を挙げていた。両者ともまったくタイプの違うアーティス…

アコギスト宣言!!

Gipsy Kings

2004年2月12日

プロフィール Manitas de Plata の流れを汲む、南仏ジプシーギター集団。まさか、このようなタイプの音楽が一世を風靡するとは思わなかった。この頃ではないだろうか? パリがワールドミュージックの発信地として注目されだしたのは。メンバーは多く流動的だが、Reyes 家と Baliardo 家の若者達を中心に構成されている。時折聴かれる早いパッセージにはやはり Paco de Lucia の…

アコギスト宣言!!

David Gilmour

2004年2月12日

プロフィール ご存じ、長寿プログレグループ Pink Floyd のギタリスト。Eric Clapton や Jeff Beck が神格化されていった70年代あたりは、ギタリストとのしての Gilmour といった評価が正当になされていなかったと思うが、近年、彼に対する視線が熱く静かに集まり始めているように感じる。ブルースを土台にした、彼独自のエモーションに満ちた官能的プレイは評価されて然るべきも…

アコギスト宣言!!

Ed Gerhard

2004年2月12日

プロフィール 詳細は不明だが、'87年にNARADAレーベルからデビューしたとある。フィンガースタイルのスティール弦アコギストで、細やかで心のひだまで分け入ってくるようなコード進行が魅力的。 ディスクレビュー Masters of Acoustic Guitar '97年にNARADAレーベルからの、16人のアコギストによるインストを集めたコンピレーション。Gerhard は、「Duet」という曲…

アコギスト宣言!!

Jerry Garcia

2004年2月12日

プロフィール '60年代ヒッピーカルチャーの旗手だった Grateful Dead のギタリスト。近年では Dawg 一派のミュージシャンとの共演などが目だっていた。はやり Garcia のギターは、Dead での演奏に代表されるフワフワした何時果てるともないインプロビゼイションだと思うが、それだけに近年のアコースティック作を聴いて予想外に確かなテクニックに裏付けされていたことを知り、驚いた記憶が…

アコギスト宣言!!

Beppe Gambetta

2004年2月12日

プロフィール イタリア生まれのアメリカンフォーク弾き。ケルティックや東欧、北アフリカのエッセンスも感じられる幅の広さがある。 ディスクレビュー Good News from Home あ、このやたらアットホームなマンドリンは...と思ったらやっぱり Mike Marshall でした。おまけにプロデュースまでしている。けっこうラディカルに迫ってくる曲もあるのだが、全体的には「いいひと」的なトーンに…

アコギスト宣言!!

Son House

2004年2月12日

プロフィール 戦前から Willie Brown や Charlie Patton らと共にブルースの黎明期を切り開き、'60年代に「再発見」されてからは消え去ろうとしていたデルタブルースの息づかいを現代に蘇らせた、いわばブルースの生き証人である('88年に亡くなっているが)。Robert Johnson や Muddy Waters にギターを伝授した逸話は有名で、本当に彼が居なかったらポピュラ…

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