アコギスト宣言!!

D'Gary

2004年2月9日

プロフィール アフリカは東部のマダガスカル島南部のギタリストで、David Lindley と Henry Kaiser (!) によって見い出され、メジャーレコーディングに至ったらしい。本名は、Ernest Randrianasolo。曲目によって変則チューニングを使い分けるが、奏法が速めのパッセージの連続で成り立っているせいか、あまりエキセントリックな感じはしない。 ディスクレビュー Mala…

アコギスト宣言!!

Dennis Cahill

2004年2月9日

プロフィール シカゴ出身の技巧派ギタリスト。ジャズ・ロック畑を歩んできたららしいが、近年では相棒バイオリニスト Martin Hayes と組んでエネルギッシュなアイリッシュトラッドを届けてくれている。 ディスクレビュー Live in Seattle '99年、Green Linner から。Hayes & Cahill 名義でのライブアルバム。主役は明らかにバイオリンの Martin …

アコギスト宣言!!

Angelo Debarre

2004年2月9日

プロフィール Angelo Debarre は、ジプシーコミューン出身の正真正銘マヌーシュスウィング・ギタリストだが、Django の血脈を現代型ジャズに実に魅力的に注ぎ込む事に成功している。 ディスクレビュー Caprice '98年、Hot Club Records から。古き良きホットクラブサウンドからコンテンポラリージャズまでがバランス良く並んだ、ご機嫌なギターアルバム。半数の曲でエレクト…

アコギスト宣言!!

Dan Crary

2004年2月9日

プロフィール 正確で力強いピッキングではブルーグラス界でもピカイチのギタリスト。Tony Rice や Mark O'connor が自らの音楽をブルーグラスをベースにして変化させて行っているのに対して、Crary は頑固にトラディショナルな場所に踏みとどまっている。ブルーグラス好きの多くのファンは、彼の様なギタリストをこそ必要としているのかもしれない。 ディスクレビュー Guitar '91年に…

アコギスト宣言!!

Larry Coryell

2004年2月9日

プロフィール '60年代にジャズとロックを股にかけて革命の狼煙を上げたザ・エレクトリック・ギタリスト、Larry Coryell。彼がアコースティックギタリストとしても革新的だと世間に知らしめたのは'70年代半ばの Steve Khan とのコラボだったが、それ以降は Al DiMeola、John McLaughlin、Paco de Lucia、山下和仁、Emily Remler、Joe Be…

アコギスト宣言!!

Enrique Coria

2004年2月9日

プロフィール 自国アルゼンチンに止まらず広く南米全ての民族音楽をギターで紹介してきた。クラシックにも似た流麗な演奏で、フォルクローレ本来の泥臭さをあまり感じさせない。最近では、ブルーグラスの首領でマンドリン奏者 David Grisman のクインテットとの交流などで活動の場を広げつつあるようだ。 ディスクレビュー The Guitar Artisty Of Enrique Coria '92年、…

アコギスト宣言!!

Stephen Cooney

2004年2月9日

プロフィール アイリッシュ系の血筋を持つオーストラリア人である Stephen Cooney は強い伝統音楽への指向を持つアコギストだ。何故かトラッド系というだけで穏やかなヒーリングミュージックの様なイメージばかり先行しがちだが、彼の直情的な音楽は「血管にスコッチの流れる人間」たちの住む国を彷彿とさせてくれるものだ。強いて誰かと比べるなら、Richard Thompson あたりかも。 ディスクレ…

アコギスト宣言!!

Bill Connors

2004年2月9日

プロフィール 超ハイテク・フュージョングループである Return To Forever に、Al DiMeola の前任として在籍していたのが、この Bill Connors。超絶技巧でエレクトリックをバリバリ弾きまくるかと思うと、アコースティックに持ち替えてリスナーが自殺したくなっちゃうような内省的音世界を漂う、なんとも掴み所の難しいギタリストだ。 ディスクレビュー Swimming with…

アコギスト宣言!!

Eric Clapton

2004年2月9日

プロフィール Yardbirds、Cream らを経てブルースの怨念と戦い続ける、苦悩する白人ブルースギタリスト。'70年代前半の日本では男臭いギターの神様だったのに、アンプラグドでの大ブレイクで女性ファンも増えて、「ギターも弾ける渋い熟年ボーカリスト」的なトレンディアイドルになっちゃった時期もw それはともかく、Clapton と言えば(本人は嫌かもしれないけど)ギターヒーロー兼ブルース求道者な…

アコギスト宣言!!

Moraito Chico

2004年2月9日

プロフィール フラメンキスタには珍しい(失礼)インテリっぽい風貌のギタリスト。カディス出身。カンテ(唄)伴奏の仕事が多いらしいが、涼しげで広がりのあるギターソロはなかなか魅力的。 ディスクレビュー Morao y Oro '92年、AUVIDISより。Moraito の初ソロ作。全体的にストイックな雰囲気の好作に仕上がっている。私はブレリアが好きなので、この演奏でついギタリストを品定めしてしまう。…

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