2006年5月7日
プロフィール ポーランド出身のフィンガーピッカー。詳しいことはよく分からないが、12歳からギターを弾き始め、クラシックギターのレッスンも受けたという。地元の街でストリートミュージシャンをしていたところ、Acoustic Music Records の総帥 Peter Finger に見初められたらしい。Pat Metheny や John Scofield、Ralph Towner、Joe Pas…
2006年4月30日
プロフィール ハワイ在住のスラックキーギタリスト・シンガー。ハワイ島コハラ市の出身で、高校生時代はロックバンドでギターを弾いていたが、4年の兵役を終えた頃から Gabby Pahinui や Ray Kane に感銘を受けて独学でスラックキーギターを弾き始める。'90年頃からコンスタンスにアルバムをリリースしているが、それらは度々 Na Hoku Hanohano Awards (ハワイのグラミー…
2006年4月30日
プロフィール ブラジルの七弦ギター奏者ということ以外、詳細は不明。七弦ガットギターというと、ショーロでお馴染みだが、そのショーロの花形弦楽器であるバンドリンの若手スタープレイヤー Milton de Mori などと共演歴があるらしい。そんなだからバックボーンにショーロがあるのは間違い無いだろうが、演奏を聴く限りではクラシックからサンバまでを自由に行き来できる度量の深さとしなやかさを備えたプレイヤ…
2006年4月16日
プロフィール ここ数年、素晴らしいギタリストを多数輩出している北欧ジャズシーンから、また一人注目すべきギタリストが。ノルウェーの Jacob Young である。両親は音楽好きで、母親からはノルウェー民謡やジャズを、アメリカ人の父からはモータウンミュージックをそれぞれ影響されて楽しむようになる。ギターを手にしたのは12歳の時。友人から影響を受けて、ブルースやロックを弾き始める。成長してオスロで音楽…
2006年4月16日
プロフィール 米国で活動を続けているという日本人アコギスト。移住したのは'79年のことで、それ以来、カレッジやコーヒーハウスでのライブサーキットやラジオ出演等を重ねている。自身のアルバムに、日本史オペラ等で有名なクラシック作曲家の三木稔や、和楽器作曲家の藤井凡大の作品を取り上げていることから、その方面にも造詣が深そうだ。また、彼はギター職人でもあるらしいのだが、どうにも情報が不足していて確かなこと…
2006年4月9日
プロフィール ナッシュビル系ギターファンの間では知る人ぞ知る、名ギタープレイヤーにして作曲家・アレンジャー。Chet Atkins、Jerry Reed、Lenny Breau といったビッグネーム達をサポートしてきた功労者でもある。音楽好きの父の影響でアコーディオンやウクレレなどの楽器に親しんできた幼少期だったが、13歳の時に Chet Atkins の演奏に触れたのが決定的だったという。ハイス…
2006年4月9日
プロフィール ナッシュビル奏法の頂点を極めた現代型フィンガーピッカーとして、Doyle Dykes と双璧を成すオーストラリアのスーパーギタリスト Tommy Emmanuel。幼少からギターに親しみ、兄弟達と組んだバンドは地元では評判だったらしい(兄の Phill も速弾きギタリストとして有名)。'70年代後半から Air Supply や Olivia Newton John のレコーディン…
2006年4月1日
プロフィール 所謂「癒し系」フィールドで活躍中のアコースティックギタリスト。杏里や中西圭三ら著名アーティストのサポートを務めるいっぽう、ソロ活動として6弦ベーシスト村上聖とのデュオ「Melodica」や、面谷誠二・村瀬恭久とのハワイアンなギタートリオ「Imeha」。そしてボーカリスト矢野かおりとのユニット活動など、表現の場は多岐にわたる。彼が指向するギターサウンドを乱暴に分類するならラウンジミュー…
2006年3月26日
プロフィール David Grisman や Tony Rice らが先頭に立って革新を進めてきたブルーグラス界も、ドーグミュージックという大きな波からはや数十年。新しい形での世代交代が進みつつある。Bryan Sutton は、今最も新鮮で注目に値するグラスギター・ヒーローの一人だ。'73年生まれというから、年齢的にも脂が乗りきっている時期だし、新旧を問わず沢山のスタープレイヤー達とのコラボも盛…
2006年3月19日
プロフィール 東京は国立を根城に飄々と活躍するベテランギタリストが組んだアコギデュオ。メンバーはラグタイムやブルーズといったルーツミュージック指向の古澤正昭(鉄弦ギター/ドブロ/ウクレレ)と、'60年代アメリカンロックの洗礼を受けた石渡洋(ガットギター)。 音楽を評するときにしばしばお目にかかる単語、「自然体」。批評側の無能さ、感性の鈍さを露呈してしまうようでいささかバツの悪い言葉だが、この二人…