2004年2月8日
プロフィール 本格的なインストゥルメンタル専門のアコースティックギタリストとしてメジャーデビュー以来、TV出演でお茶の間に進出したりドラマ音楽の作曲を手がける等、活動の幅を広げつつある押尾コータローは、人気だけでなく実力的にもこれまでのアコギストのイメージを大きく越えた存在である。 中川イサト氏にギターを師事し、一時ロックバンド活動に身を置きつつもその後、本格的にアコースティックギターに取り組み…
2004年2月8日
プロフィール ドラマやCMでかなり絵になってしまうというのはこの若いミュージシャンにとって幸か不幸なのか判らないが、アコースティックギタリストという側面で見た山崎まさよしは、マルチタレントという讃えかたが鬱陶しく思えてくる逸材である。テクニシャンであるとか情念の深さみたいなもの加えて、デルタブルースから Keziah Jones に至る芳醇なルーツミュージックがJ-POPという最も普遍的なマーケッ…
2004年2月8日
プロフィール ニューオーリンズ出身のジャズギタリスト。作曲家の父と歌手の母の間に生まれ、幼少よりバイオリンや合唱の手ほどきを受けてクラシック方面の素地を身に付けるが、12歳でロックにカブれてしまいギターを始める。成長に伴って興味の対象はジャズに移り、特にブラジル音楽に大きく影響を受ける。大学でジャズギター、ピアノ、作編曲を学んだ後、'80年頃からフリーランスのギタリストとして活躍。'89年にはレコ…
2004年2月8日
プロフィール 詳細は不明だが、ヨーロッパ出身でアメリカで活躍しているらしいフュージョンガットギタリスト。 ディスクレビュー Madrid GRPレコードからのソロ作品。多くの曲でギターの他にシンセサイザーとリズムプログラムを行っている。低予算フュージョンという感じだが、リズムはツボを程よく押さえたものでダンサブルにまとまっている。ギターはというと、これといって耳に残るものが少ない汎ラテンテイストの…
2004年2月8日
プロフィール 自らを「リズムギタリスト」だと言い切り、相棒 Patti Cathcart の陰にまわって Gibson L5 で骨太な伴奏を聴かせる Tuck Andres は、Ella & Pass の Joe Pass がそうであったように、当代随一の優れたジャズギタリストである。それにしても、同レーベルの Michael Hedges を思い出すまでもなく、コンテンポラリーで優れたギ…
2004年2月8日
プロフィール シカゴ在住の女性ギタリスト。クラシックギタリストの Christopher Parkening に師事した後、かの Chet Atkins に弟子入りしたという変わりダネ。音楽一家に生まれ育ち、10歳からギターを弾き始めたのだという。演奏スタイルとしてはクラシックだが、活動はそれに止まらず他ジャンルアーティストとの共演や作曲・アレンジ・教本執筆など多岐にわたる。 ディスクレビュー L…
2004年2月8日
プロフィール フラメンコのもっとも新しい世代の頂点に立つひとり。コルドバ出身で、ギターを始めたのは8歳のころだという。この世界の常かもしれないが、幼少の頃から Manolo Sanlúcar の脇でバッキングをつとめたりしながら研鑽を積んできており、決して昨日今日でてきた若僧ではない。 ディスクレビュー De Mi Corazon Al Aire '91年に発表した初ソロアルバム。3曲目および5曲…
2004年2月8日
プロフィール 本領はエレクトリックなのだろうが、オベイションガットをピックで弾くフュージョンアコギスト。エレクトリックをただアコギに持ち替えただけのような、いまいち必然性のないアコギミュージックだ。 ディスクレビュー Azure '91年、JVCから。シンセで Don Grusin が参加していることから判るように、まあ、そっち系の音である。以前CFで使われて、ちょっと有名になったのは記憶に新しい…
2004年2月8日
プロフィール 豪快かつ直情的なスライドギターで天才の名を欲しいままにした、Allman Brothers Band の花形ギタリスト。彼の場合はやはり、よく伸びたエレクトリックが持ち味。ジミヘンとタメを張れる唯一の白人ギタリストだったかもしれない。 ディスクレビュー Eat a Peach '72年、Allman Brothrers Band 名義。アルバム最後に「Little Martha」とい…
2004年2月8日
プロフィール プログレファンにはお馴染みのバンド Focus に在籍していたギタリスト。ティーンの頃にエルヴィスやコクランのカバーバンドからキャリアを始めたとあるが、近年のギタープレイではそんなアメリカ色は殆ど感じられない。コテコテのバロック大好きおじさんという感じだ。 ディスクレビュー Tabernakel '74年のソロ作。アコ・エレ半々くらいのインストオンリー構成になっているが、ガットギター…