2005年10月16日
プロフィール Eddie Lang、Django Reinhardt、Charley Christian といったルーツも個性もバラバラな規格外の天才達が作り上げた「ジャズギターの黎明期」が過ぎ、先達の遺産を受け継いだギタリスト達が多く登場し始めたのが'50年代。その中の一人が今なお絶大な人気を誇り、多くのフォロワーを持つ Kenny Burrel だ。時は折しもビ・バップ全盛期。同時代のギタリス…
2005年10月16日
プロフィール 大阪出身のセッション・ギタリストにして、シンガーソングライター(日本の名ギタリストって関西出身が多いなー)。特にセッション・ギタリストとしての実績はもの凄く、これまでサポートしてきたアーティストを挙げたらキリが無いだろう。ところでスタジオミュージシャンについては、いつも思うことがある。アメリカで尊敬されるスタジオミュージシャンは、ある限られた分野で培われた個性を持ちながら抜群の実力を…
2005年10月11日
プロフィール こんにちのハワイアンミュージックシーンを代表するシンガーソングライター。同年代のアーティストに Cyril Pahinui や Keola Beamer がおり、まさに「Gabby の息子たち」を地で行く最強現役スラックキーギタリストのひとりと言える。'80年代には実弟 Moses とのコンビ Kahumoku Brothers で活躍。'90年代には Daniel Ho らと活動を…
2005年10月10日
プロフィール ヨーロッパを中心に活躍中の、レバノン出身のギター/ウード奏者兼作曲家。ミュージシャン一家に生まれ育った彼は、フォークやポップミュージックといった両親とは違った音楽指向を育みながら6歳からギターやウードを弾き始める。その後、'80年代にはモスクワやスイスで音楽教育を受け、'90年代後半からコンサート奏者として活動を開始。'99年にはジャズの名門 Enja レーベルからレコードデビューを…
2005年10月9日
プロフィール Peter Gabriel や Tony Banks らとともに、長寿プログレバンド Genesis のオリジナルメンバーであり、ギタリストを務めたのが、この Anthony Phillips だ。初期 Genesis では、作曲等の音楽面で重鎮的存在だった Phillips だが、ステージ恐怖症(?)の為に3枚目のアルバム製作途中でグループを脱退している。ソロ転向後は、アカデミック…
2005年10月2日
プロフィール 米西海岸出身のブルース「アコースティック」ギタリスト。そう、ブルースギタリストがアコギを手にするとき、それはたいてい弾き語りの為だが、Kenny Sultan は嬉しいことに「専門ギタリスト」なんである。7歳からギターを弾き始めたという彼だが、 T-Bone Walker や Lightnin' Hopkins との出会いが Sultan の一生を決定づけた。'78年にハープ吹き兼ブ…
2005年10月2日
プロフィール 香港生まれのアジアン・ジャズギタリスト。もっとも幼児期以降の大半を米国で過ごしたそうだ。名前を漢字では包以正と書く。サンノゼでハイスクールに通いワシントン大学を卒業後、どうした訳かジャズ・セッションメンとしての歩みを始め、Eddie Gomez や Michael Brecker といった大物のサイドを務めている。'85年のレコードデビュー以来、香港・シンガポール・マカオなどを拠点に…
2005年9月25日
プロフィール ドイツで活躍する中堅クラシックギタリスト。13歳からギターを弾き始め、Oscar Ghiglia (パリコン優勝歴をもつイタリアの著名クラシックギタリスト)らに師事。'87年には、ヨーロッパ学生ギターコンクールでバッハ賞を受賞。程なくレコードデビューを飾るという、順風満帆な活動を続けてきている。デビュー当初は、そのイケメンな風貌を生かしつつ(^^)ジャズやワールドミュージックとクラシ…
2005年9月25日
プロフィール '70年代前半に John Fahey により見いだされ、異彩を放ったフィンガーピッカー。Takoma の同僚(?)である Robbie Basho や Michael Gulezian と相通じるムードを、この Peter Lang も色濃く持っているが、あのどんよりとストーンドした空気感を言葉で説明するのは一寸難しい。彼自身がキャリアを語るところによると、'60年頃から初期 Dy…
2005年9月25日
プロフィール サンパウロ出身の技巧派ギタリスト兼コンポーザ。技巧といえば、やはり凄腕ギタリストだった故 Raphael Rabello とも親交が深かったそうだ。Rabello が自らのアルバムに、フラメンコの神 Paco de Lucia を招いて、壮絶なギターバトルを繰り広げたことが鮮烈に思い起こされるが、Zezo Ribeiro もまた目下の興味はフラメンコに向かっており、近年のアルバムはブ…