2004年4月18日
プロフィール '70年代から活躍している、老舗のフォークアコギスト。彼や Robbie Basho が居なかったら、William Ackerman や Michael Hedges も出現しなかったかも知れない。 ディスクレビュー Old Fashioned Love '75年に Takoma レーベルから。タイトルが表わす様に、ニューオーリンズジャズ等をモチーフにした回顧的なコンセプトになって…
2004年4月13日
プロフィール '60年代から'70年代にかけて、一種異様な精神世界と東洋趣味な音楽性で孤高のポジションを築き、現代でも伝説として語られているアコースティックギタリストがいる。彼の本名は Daniel Robinson、日本の俳人である松尾芭蕉の名を借り、Robbie Basho と名乗った。 学生時代に$200で手に入れた12弦ギターにのめり込み、クラシックからブルーグラスまで演奏するうちに即興…
2004年4月6日
プロフィール まさに日本アコギストの草分け的存在。'60年代後半に西岡たかし氏らと結成したフォークグループ「五つの赤い風船」をはじめ、様々なユニットでの活動を経て、ソロ・ギタリストとしての地位を確立した現在に至る。演奏活動のかたわら、著名ミュージシャンのレコーディングセッションやギタースクール開校等、活動の幅は本当に広く、特にギタースクールでは沢山の優れた若手ギタリストを輩出したことで、日本アコギ…
2004年4月3日
プロフィール ウェストバージニア出身のナイロン弦ジャズギタリスト。子供のころからピアノやアコーディオンに親しみ、まったく違和感無くジャズに親しめる環境だったという。ベーシスト、プロデューサーとしてもキャリアを確立している。 ひと昔前だとガットギターで弾かれるジャズはそれ程多くはなく、ギタリストとしても Laurindo Almeida や Charlie Byrd 等のブラジル系を求めるしか無い…
2004年4月3日
プロフィール 日本の誇るリュート(ギターの前身に位置づけられるヨーロッパの撥弦古楽器)奏者で、兄は漫画家のつのだじろう、弟はドラマーのつのだひろという、タレント三兄弟としても有名。ヨーロッパ古楽は、日本では穏やかなヒーリングミュージックのような扱いを受けることが多いが、実際は当時のダンスミュージックとして機能していたものが多く、躍動感あふれる世俗的なポピュラー音楽なのである。彼の最も大きな功績は、…
2004年3月29日
プロフィール '74年、当時としては珍しかったアコースティックにこだわったブルーストリオ「憂歌団」のリードギタリストとしてデビュー。巧みなスライド奏法を織り交ぜた、アーチドトップギターから繰り出されるエモーショナルな演奏でファンを魅了している。'90年代後半からは活躍の場を内田勘太郎トリオに移しつつも、より一層のブルースへの憧憬をみせている。個人的には、木村秀勝の一癖あるボーカルのせいか憂歌団はあ…
2004年3月28日
プロフィール ブルーズメンを生業としながら、レゲエやカリプソ、果てはハワイアンまで、ワールドミュージックの権化と化している Taj Mahal は、意外にもニューヨーク生まれ。ジャマイカ人でジャズミュージシャンの父を持つ。「黒い Ry Cooder」と呼ばれることもあるが、実際に彼はメジャーデビュー以前に Ry と出会い Rising Sun なるバンドで活動を共にしている。アコースティック楽器に…
2004年3月28日
プロフィール 山形生まれで、現在では甲府を中心にライブ活動を続けているスティール弦アコギスト。中川イサト氏のライブを観て、インスト中心のアコギプレイヤーに開眼したという。最近では珍しく、タッピング等の派手目な奏法を控え、オーソドックスなギタープレイで勝負するタイプのギタリストであるが、淡々としながらもリズム感の確かさは特筆モノ。音楽理論をきっちりと学んでいた過去もあり、ギタープレイもさることながら…
2004年3月21日
プロフィール 京都のライブハウスを中心に活動しているジャズ・フュージョンギタリスト。 渡辺香津美、野呂一生、石田長生というスゴ腕ギタリストとの共演を重ね、今では「京都のジョンスコ」と異名を取るまでに。このニックネームから判るように、ハードバップ主体の演奏スタイルに程よいアバンギャルド風味を取り入れた、個性的なエレクトリックギター演奏が彼の出発点だけど、注目すべきは最近のアコースティックギターをメイ…
2004年3月20日
プロフィール スペインの Mike Oldfield と異名をとるらしい(笑)、作曲家・編曲家、そしてマルチプレーヤーでもある。Mike Oldfield は好きなミュージシャンなので、ちょっと異議を唱えたいところだけど、要するにやたらとシンフォニックで情緒的で地球市民的(なんのこっちゃ)な音楽性の一端を捉えてのことだろう。個人的には悪いけど、パス。 ディスクレビュー El Sonido del …